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駆け足で向かうと、山奥にある家に着いた。確かに鬼はいる…が

『何だ…この色…?』

炭治郎「ああ、血の匂いがするな…でもこの匂いは」

善逸「えっ?何か匂いする?てか色?」

炭治郎「ちょっと今まで嗅いだことがない」

善逸「それより何か音しないか?あとやっぱり俺たち共同で仕事するのかな」

我妻…話聞けよ…

炭治郎「音?」

炭治郎は鼻が、俺は目が良いように善逸は耳がいいのか?

すると炭治郎が何かに気がついた。炭治郎の目線の先には男女の子供が居たのだ

善逸「子供だ…」

炭治郎「どうしたんだろう」

『おい、こんな所で何してんだ?』

俺が子供達に近付くと二人はわかりやすく震え上がった

めちゃくちゃ怯えてんな…確か弟たちが悪夢を見たときに怯えた時は…

俺は地に膝を付いて、二人を抱き締めた。二人は細かく震えている

『大丈夫…大丈夫…怯えなくていいよ』

語りかけながらゆっくりと優しく背中を叩く

『俺達は君達に怖い思いはさせないから…大丈夫だから…もう、怯えなくて良いんだよ』

その言葉を最後に二人の子供は安心して腰が抜けたのか、座り込んでしまった

『おっと』

怯えた時には人の体温の温もりが一番だからな。優しい言葉があればさらに安心する

『何かあったのか?そこは二人の家か?』

男の子「ちがう…ちがう…ばっ…化け物の、家だ…兄ちゃんが連れてかれた。夜道を歩いてたら、俺たちには目もくれないで兄ちゃんだけ…」

また震え出したから頭を撫でながら聞いた

『あの家の中に入ったんだな』

男の子「うん…うん…」

『二人で後をつけたのか?偉いな。良く頑張った』

笑いかけると男の子は泣き出してしまった

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帽子神(プロフ) - 睡眠@テスト期間さん» 誤字の指摘ありがとうございます!直しておきますね! (2019年11月16日 14時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
帽子神(プロフ) - 黒豆粉さん» コメントありがとうございます!続編は夜になるかと思いますが楽しみにしていてください! (2019年11月16日 14時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠@テスト期間(プロフ) - 続編の予告(?)のところに”十人鬼月”とありますが、”十二鬼月”ではないでしょうか…? (2019年11月16日 13時) (レス) id: 199d721ed1 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - 続編近日公開ですか?うわあ!!むっちゃ楽しみです!!応援しています!!頑張ってください!!! (2019年11月16日 9時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
帽子神(プロフ) - 原ひーさん» ごめんなさい!間違えてました!直します! (2019年11月14日 18時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:帽子神 | 作成日時:2019年11月4日 15時

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