正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

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矢琶羽「朱紗丸よ、そちらにいるのは【逃れ者】の珠世ではないか。これはいい手土産じゃ」

朱紗丸「そうかえ」

六つの毬が炭治郎と禰豆子を襲う。禰豆子が毬を蹴ろうとすると、珠世が叫んだ

珠世「蹴っては駄目よ!!」

ﾊﾞﾝと音を立てて禰豆子の足が千切れ、禰豆子はそのまま倒れた

『炭治郎！禰豆子を!!』

炭治郎が禰豆子を庇って毬女の蹴りを喰らい、家の壁に凄い勢いで打ち付けられた

朱紗丸「楽しいのう楽しいのう、蹴鞠も良い。矢琶羽、頸を五つ持ち帰れば良いのかの」

矢印男は着物の汚れを払いながら言った

矢琶羽「違う、三つじゃ。双子の鬼狩りと逃れ者。残りの二人はいらぬ」

どうする……絶対に負けらんねえ。だが、隙の糸が見えても簡単には斬れない筈…

技は寸分の狂いなく隙へ叩き込まねえと意味がない。少しでもズレちまうと技の威力は十分に発揮されない…矢印の血鬼術で達の方向まで変えられる…

んで手の目玉気色悪ぃんだよ！マジで!!

また目玉が瞬きをする。一気に数本の矢印が向かってきた

矢印は止まって見えるから良いが、一度当たると連続して当たる

矢印は俺に当たるまで消えず、日輪刀でも斬れない。刃が触れた瞬間に矢印の方向へ飛ばされる。なら闇夜海流でも意味がない

どうする…？

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