正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

52.鬼舞辻の癇癪・幻惑の血の香り ページ2

俺達は鬼になった男性に飛びかかって押さえつけ、布を噛ませた

女性「あなた!!」

炭治郎「奥さん!!こちらよりも自分のことを!!傷口に布をあてて強く押さえてください」

大丈夫…あの女性の傷は重傷じゃない。この人は誰も殺してねえ！

鬼舞辻「麗さん、危険だ。向こうへ行こう」

炭治郎．俺「「!!」」

くそっ!!この男性の力が強いせいで、一人じゃ押さえらんねえ…!!

炭治郎「鬼舞辻無惨!!俺達はお前を逃がさない、どこへ行こうと」

『地獄の果てまで追いかけて、必ずお前の頸に刃を振るう！』

炭治郎．俺「「絶対にお前を許さない!!」」

ｶﾗﾝ…と俺達の耳飾りが音を立てた

鬼舞辻(あの耳飾り……)

警察1「貴様ら何をしている」

警察2「酔っぱらいか！？離れろ!!」

警察は周りの人を遠ざけ、俺達を男性から引き剥がそうとした

炭治郎「だめだ！拘束具を持ってきてください、頼みます」

『俺達以外はこの人(・・・)を押さえらんねえんだよ』

警察1「あっなんだコイツの顔、これは…正気を失ってるのか」

警察2「少年達を引き剥がせ」

警察1「わかった」

俺達は必死で抵抗した。鬼や鬼殺隊は世間には知られてないから、こういうところでやっかいだ…！

炭治郎「やめてくれ!!この人(・・・)に誰も殺させたくないんだ!!邪魔をしないでくれ、お願いだから!!」

すると何処からか、綺麗な花柄の模様が俺達を包み込んだ

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