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#49 ページ4

Aside

牢屋に入れられて、私は男性を睨んだ。

男性「いいねぇ…その目。とてもわくわくするよ。」

アルは相変わらず、驚いた顔をして固まっていた。

怖いのかもしれない。そう思ってアルの手を握ると、アルはポツリと言った。

Ar「あ、なたは……」

「貴方は?」アル、もしかして知ってるの?

『アル?知ってるの?』

男性「アル、だと?」

アルの名前を言うと、男性は目の色が変わった。牢屋に入ってきて、アルの髪を束ねていた髪ゴムを取った。

Ar「あ…………あ…………」

男性は口角をあげた。

男性「ハッ…そうかっ!そうだったのかっ!あははははははははははっ!!」

男性は笑いながらアルを押し倒した。その衝撃でアルは顔を歪めた。握っていたアルの手は離れた。

男性「残ってるだろ?」

男性はアルのスカートを捲った。すると、アルの太股に包帯が巻いてあった。

男性はニヤニヤしながら包帯をほどいた。アルの太股には、薄く、

"R-2330"

と刺青みたいなものがあった。

『え……』

男性「やっぱり…ハハッ…久しいな、アル。いや、R-2330。」

アルは固まったまま何も言わなかった。

男性「君だったのか…どうりで強い精気を感じた訳だよ。アル、君は売らない。私が買う。そっちの女性もな。」

Ar「やめてっ!彼女はダメッ!」

アルは抵抗すると、男性はもっと笑い、アルを見た。

男性「美しくなったね、あの頃よりずっと。その顔が絶望に堕ちる時、もっともっと美しくなる。楽しみだよ。」

男性はそれだけ言って出て行った。アルは倒れたままボロボロと泣いているだけだった。

『ア、ル…?』

Ar「A……ごめんっ、ごめんねっ」

アルは泣きながら私を抱き締めた。

私はアルを抱き締め返した。

『アル、良かったら、教えて。あの人のこと。』

アルは頷いて話し始めた。

暗く、辛く、悲しい…

封印されてきた彼女の過去を。

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さよ - デルさん...ええ人やん... (10月6日 0時) (レス) id: 5a7ad8c88a (このIDを非表示/違反報告)
マキ*@坂田家(プロフ) - 如月 ラムネさん» ありがとうございます!!!そう言って頂けて光栄です。更新頑張ります! (6月9日 19時) (レス) id: f41708c9dd (このIDを非表示/違反報告)
如月 ラムネ - めっっっっっちゃ泣きました!こんなに感動した小説初めてです!!更新がんばってください!!!!! (6月9日 13時) (レス) id: 45875a7f6f (このIDを非表示/違反報告)
アル♪(プロフ) - うん笑 (4月30日 11時) (レス) id: 4c9303def2 (このIDを非表示/違反報告)
マキ*@坂田家 - アル♪さん» いやいや…書いてて楽しかったよ(笑)それに、最後の雑感半端ないから(笑)これで良かったのならOKです(笑) (4月29日 21時) (レス) id: aa8519a782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マキ* | 作成日時:2019年4月21日 10時

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