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#70 ページ25

アルside

マキは何を言ってるの…?

デルトネスさんを殺せって言ったの…?

Ar「い、嫌だ…殺したくない…」

マキを見ると、無表情だった。

Mk「アル、デルトネスさんを殺しなさい。」

Ar「やだ!嫌!なんで!?別に殺さなくても良いじゃん!牢屋に入れて、それで…!」

私はマキの服を掴んで揺さぶった。それでもマキは無表情のままで、私を見ていた。

Ar「やだ!絶対にしたくない!」

Mk「アル…殺れ、命令だ。」

Ar「っ!!」

遂に命令になった。チームリーダーであるマキの命令は絶対。よっぽどの事がない限り、マキは使わない。

でも、今は…

dr「アル」

後ろからはっきりとしたデルトネスさんの声が聞こえた。

Ar「デルトネス、さん?」

振り向くと、デルトネスさんは笑顔で私を見ていた。

どうして…笑ってるの?

dr「なぁ、アル。俺を殺してくれ。」

Ar「え、なんで?…どうして?!」

dr「おい、デカ女。」

Mk「んだよ」

dr「俺はお前の国に行って助かるか?」

デルトネスさんはマキに聞いた。

Mk「無理だね。お前がした事は相当重い罪だからな…まぁ、死刑になるよ。」

Ar「そん、な…でも、マキが言えば何とかならないの?」

Mk「ならない。」

Ar「でも、幹部でしょ?」

Mk「それはアルも同じだろ?」

Ar「だってマキは昔から居て…」

Mk「昔から居るって言っても、二人より少しだけ早く幹部になっただけでそこまでの権力はない。」

マキはただ無表情で、言う。

Ar「そんな…」

私がデルトネスさんを見ると、デルトネスさんは頷いた。

dr「俺はね、殺されるならアルに殺されたいんだよ。だから、アル、俺を殺してくれ。」

もう…どうしたら良いか分からない…

でも、それが…デルトネスさんの願いなら…

最期の願いなら…私は…

カチャ…

デルトネスさんに向けて銃を構えた。

何も考えたくない。それなのに、デルトネスさんとの思い出が蘇ってくる。

嬉しかったこと、辛かったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、許せなかったこと…

暴力は辛かった。騙されたのは悲しかった。裏切られたのは許せなかった。

それでも…私は…デルトネスさんが…

dr「アル、今までごめんな。」

Ar「っ!!」

全身が固まった。でも、もう体は止まらなかった。

dr「アル…」

やめて…それ以上言わないで…!

dr「ありがとう。」

Ar「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

パァン

血溜まりを作るデルトネスさん。

彼は…もう…

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さよ - デルさん...ええ人やん... (10月6日 0時) (レス) id: 5a7ad8c88a (このIDを非表示/違反報告)
マキ*@坂田家(プロフ) - 如月 ラムネさん» ありがとうございます!!!そう言って頂けて光栄です。更新頑張ります! (6月9日 19時) (レス) id: f41708c9dd (このIDを非表示/違反報告)
如月 ラムネ - めっっっっっちゃ泣きました!こんなに感動した小説初めてです!!更新がんばってください!!!!! (6月9日 13時) (レス) id: 45875a7f6f (このIDを非表示/違反報告)
アル♪(プロフ) - うん笑 (4月30日 11時) (レス) id: 4c9303def2 (このIDを非表示/違反報告)
マキ*@坂田家 - アル♪さん» いやいや…書いてて楽しかったよ(笑)それに、最後の雑感半端ないから(笑)これで良かったのならOKです(笑) (4月29日 21時) (レス) id: aa8519a782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マキ* | 作成日時:2019年4月21日 10時

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