同居生活始めます second (ページ6)

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あっ！あの人だ！ページ6

彩side

そして学校に着いた。

でもいつもと違う。

みんな何故か騒がしい。

いや、興奮してるって感じでもある。

今日、何かあったっけ？

私は昇降口で上履きに履き替え、教室に行った。

教室の中も騒がしい。

すると教室にいた人たちの話し声が耳に入った。

『ねえ、今日学校に転校生が来るんだってよ！』

『しかも男子で、イケメンなんだって！』

『どんな人だろ～！』

あ～、なるほどね。

イケメンか～

イケメンだったら翼だけで十分じゃない？

これ以上有名人が増えると学校がうるさくなりそうだし。

ていうかイケメンっていう情報、どうやって持ってきたの？

まあ、いっか。

私には関係ないし。

キーンコーンカーンコーン

鐘がなり、教室にいた人たちは全員席へついた。

そしてドアから先生が入ってきたらしい。

らしいっていうのは、私は転校生に興味がないから窓の外を見て、ドアが開く音しか聞いてないから。

先「えー、今日からこのクラスに新しい生徒が来た。じゃあ、入ってきてくれ。」

先生がそう言ったすぐあと、

「キャーー！！！」

なになに！？

私はあまりの大声にびっくりした。

そして教団の方を見てみると。

え・・・・・

先生の隣にいたのは・・・・・

如「あっ！昨日の人だ！」

あっ、如月さんだ！

ていうか指ささないで！！

めっちゃ目立ってるよ～。

しかも翼もこっちをじーっと見て、目をそらしてくれないし。

先「あ、立花の知り合いか？」

『違います！』っと言おうとしたとき、

如「はい！そうです！！」

ガ～ン

ストレートに言ってくれたな～。

すると周りの人たちの目線が倍になった。

『なんで立花さんと知り合いなの？』

『こんなイケメンと知り合いだったなんて。』

特に女子からの冷たい視線と冷たい言葉が・・・・・

ていうか、昨日会っただけだから！

知り合いじゃないから！

みんな誤解しないで～。

先「ほら、静かに。じゃあ、自己紹介をしてくれ。」

如「はい！俺の名前は如月瑛飛です！よろしく！」

そして一礼した。

「キャーー！！！」

女子たちは最後のあの爽やかな笑顔に興奮している。

もう、なんなんだか。

今日は朝からついてないな～。

先「じゃあ、席は立花の隣な。」

え！？

ちょっと先生！！

なんで私の隣なんですか！？

他にも席空いｔ・・・・って空いてない。

は～、これから私はどうなってしまうんだろうか。