tragedy 29 ページ29
テレビの画面から手元のコーンスープに目線を移動させ食べるために口を開こうとした時、お母さんが顔をしかめて言った。
「いやね、ここの近くですって。」
ほんと、いやね。
私はそんなことを思いながら食べかけていたスープを口に入れた。
「貴方達も外に出る時は気をつけなさいよ。」
一番気を付けないといけないのはお母さんじゃない？
この時期になるとお母さんのお気に入りのブランドが大セールするらしく、お母さんは一日中外に出て買い物を楽しんでいる。
私は呆れた感情を溜め息として表した。
いやね、自分が一番気を付けないといけないことをわからないなんて。
「ごちそうさまでした。」
私は丁度朝食を食べ終わり、食器をキッチンに運んでから自分の部屋へと向かった。
部屋の中に入り、ふと机を見ると昨日拾った大きな鈴があった。
そういえば、すっかり忘れてたな。
私は机に近づき、鈴を手に取ってみた。
みんなに言うの忘れてたな。
私はしばらく鈴を見る目ていると部屋のドアがノックする音が聞こえた。
え？
ここ、二階なのに。
私はとっさに窓を見てみるとそこにはなんと、真っ赤な服を着、真っ赤な帽子をかぶり、真っ白な髭を生やしたサンタがいた。
そのサンタはニッコリとこっちにむかってほほ笑んでいる。
私は一回も瞬きをせず、目を見開いて口がふさがらない。
わ、私、なんか頭おかしくなっちゃったのかな？
私は窓に背を向けるとまた窓がノックされた。
私はもう一度振り返って見るとやはりさっきと変わらない光景が。
すると窓の外からサンタらしき人物が窓を開けてくれとジェスチャーで示してきた。
私は鈴を机の上に置き、少し震えた手で窓をゆっくりと開けた。
その瞬間、冷たい空気が部屋の中にはいる。
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名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 来てくれるの！？めっちゃ嬉しい、ありがとう！ (2019年3月8日 20時) (
レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» こちらこそよろしく！話すんだったらボードで話さない？占ツクって一応チャット禁止だからさ。私がなものボード行こっか？ (2019年3月5日 8時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» ありがとう！みふぅ！これからよろしくね！ (2019年3月5日 6時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» 返事遅れてすみません！タメ口でいいですよ！じゃあ、なもって呼びます！ (2019年3月5日 1時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 友達申請許可していただいてありがとうございます！早速ですが、タメ口で話しませんか？私の事は『なも』と呼んでください！返信待ってます。 (2019年2月23日 21時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロンＹ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1
作成日時：2018年12月25日 6時
