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戦場 ページ7

キーンコーンカーンコーン

やっと鐘が鳴り、今日の授業はおしまい。

俺は家に帰る前に女子に囲まれている美門のところに行った。

あいつら、女のくせにめっちゃ力あるから美門のところまで行くのに大分苦労したな。

やっぱ美貌?ってのは大変だな。

「なあ、美門。」

「七鬼か。なんだよ。」

美門は俺に気付き苦しそうになりながら返事をした。

「一緒に帰ろうぜ。」

「は?お前何言ってんの。この戦場に入ったら一時間は出れないぞ?」

戦場?

「ここ学校だけど。」

すると美門がすごい溜め息をついた。

「お前には全く通じないな。」

「何が?」

「なんでもない!」

なんか最後ら辺、怒ってたけど、まあいっか。

「まあとにかく、帰ろうぜ。」

「お前さっきの話し、聞いてなかったの?」

「え?話って何話したっけ?」

美門は今度はポカーンと口を開けて目を点にした。

せっかくの美貌?ってのが台無しになるぞ。

ていうか美貌って何?

「じゃあさ、一緒に帰るのはいいけど七鬼でこの女子達をなんとかしてよ。」

「うん、わかった。」

俺はあっさりと答えたので美門が驚いている。

「マジで言ってんの?」

「俺は出来ることしかやらない。」

俺は美門から女子達に目を向けた。

「ねえねえ、そこの女子達。こいつって積極的な女って大っきらいなんだってよ。」

それを聞いた瞬間、女子達はいっせいに固まった。

『マジで?』

『じゃあ私達、今のままだと嫌われちゃうじゃん!』

という女子の声と共に引き下がっていった。

嫌われちゃうじゃんってもう嫌われてそうだけどな。

「ほら美門。行くぞ!」

「あ、う、うん。」

俺は何が起こっているのか状況をハークできていなさそうな美門の背中を押して学校を出た。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 忍×アーヤ   
作品ジャンル:恋愛
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彩乃 - 忍!可愛い!可愛すぎる! (2021年7月13日 23時) (レス) id: 597c46a6c6 (このIDを非表示/違反報告)
世羅 - 私も2番目に忍のことが好きだァァァァァァァァァァァァああああぁあああああぁあああああああああああああああああああぁぁぁ (2020年3月27日 18時) (レス) id: 635a6689c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 私は、忍推しだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!めちゃくちゃ面白いです! (2019年10月6日 18時) (レス) id: b132c16b8f (このIDを非表示/違反報告)
理人 - 忍は........................最高!!!!!!!!!!!! (2019年3月28日 23時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆず☆(サブ)(プロフ) - 忍可愛い忍可愛い忍k((殴殴はい。スミマセン。私忍×アーヤも好きです!!頑張ってください!! (2019年2月18日 22時) (レス) id: 7b6e4089f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みふぅ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1  
作成日時:2018年10月22日 6時

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