条野さん家の住み込みメイド２

土曜日の昼のメイドさん６ ページ6

PM2：20





『包丁の振り翳し方がなってないな。こんなの下級構成員の奴らでも抑えれるぞ。』


「まぁ、別に包丁が主な攻撃手段じゃないし〜。僕の主な攻撃手段は•••」



















「＿＿＿＿異能力『多重人格』」





佐崎は異能を発動した。


だが、体の内側から破壊するらしいが、私は異能持ちでは無いからその攻撃は効かない。



そして私は佐崎を蹴り飛ばした。



「うがぁｯ！！！」



佐崎がぶつかった壁には大きくヒビが入っていた。




『悪いが、手加減するつもりは無い。』



「ハハハ！さすが身体能力が異常な奴だ。
　だが、俺(・)も手加減するつもりはねぇな。」






今此奴、一人称が変わっていなかったか？••••



そして佐崎は頭から血が少し出ていた。


「チッ。ったくこの異能力の防御、頭だけは防御やらせてくれねぇのかよ。
　面倒臭ェ異能だな。」




口調が変わっている？！••••
真逆二重人格か？•••••


「んじゃ、気を取り直して行こっかなぁ〜！異能力『多重人格』＿＿」





すると其処で私は変な空間に引き摺り込まれて行った。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿

PM2：10


マフィア本部


[リンタロウ！Aは何時ぐらいに帰ってくるの？]

「A君は帰って来ないよ。この任務が終わればすぐ帰るだろうからねぇ。」


[そんなぁ〜！！せっかくAと久し振りにあったからお話したかったのに！！リンタロウの馬鹿!!!嫌い!!]



「え？！エリスちゃんごめんってば！！私、そんなつもりじゃぁ•••！！」

[もう知らない！！！]

「エリスちゃぁぁぁぁぁん！！！」







「(A君、君は如何やって彼奴を倒すのだろうねぇ•••。とは言っても死ぬかもしれないけど。)」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

PM2：15



条野side




「さぁ着きましたよ。此処がマフィア本部ですね。」



「お前は誰だ！！•••••って猟犬？！」


「ふふふ、こんにちは。マフィアの首領、森鴎外がいる場所は何処か教えてもらっても？」

「言うわけ無いだろ！！」





•••••馬鹿ですね。こんなの吐いて仕舞えば、命が助かったものを。


「そうですか。有り難う御座いました。もう結構です、死んでください。」










そして私が通った道は全て死体だけとなっていた。

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