彼の名は ページ4
「ぼ、僕はユウ!!」
「俺様はグリムなんだゾ!」
ユウとグリム、うん。覚えた。
頭の中で二つの名を何度も繰り返す。
ふとユウを見るとなんだかオロオロしていた。
どうしたんだろう。
あっ名前か。
「Aだ。よろしく。」
そう言い式典服のフードをバサリと脱ぐと軽く笑って見せた。
「?」
いつまで経っても反応のないユウとグリム。
「あっ!ごめん!あまりに綺麗に笑うものだからつい...!」
「きれい..?」
「すっげー綺麗だったんだゾ!!」
お世辞だかなんだかわからないが止めどなく聞こえて来る褒め言葉に顔が赤くなっていくのを感じる。恥ずかしい。背後からなおも紡がれる褒め言葉を聞き流しながら寝室へ向かった。
―――――――――――――――-
やんでれら
監督生 side
「かわい、かったなぁ...」
先ほどの顔を真っ赤に染めた彼を思い出し笑みを浮かべる。
彼とは数時間前に出会ったばかりだと言うのに僕の頭は彼のことでいっぱいだった。
初めの印象は普通じゃない、だ。顔は見えずとも伝わってきた彼の異常さ。雰囲気が、とかそんな生温いものじゃない。今ある言葉じゃ形容できない。できるわけがない
でもそんな彼が!沢山人のいる中で僕を見つけ、選んでくれた!
あの中で一番弱くなんの魅力もない、世界に見捨てられたこの僕を!!
あの時の周りの人の表情、君はみたかなぁ?
僕はあの時優越感で狂いそうだったよ!!
普段の僕なら怯え混乱していただろう殺気も君が絡んだ途端負け犬の遠吠えにしか感じなくなった!!
だってそうでしょ?
彼に!Aに選ばれることのなかった彼らの醜い嫉妬!
あぁ、面白いな。
今のところは僕が一歩リードってね♡
vvvvvvv
こんな感じの小説です
大丈夫そうな方は引き続きお楽しみくださいませ!
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りーちゃん - 最っ高でした!ありがとうございます😭続き待ってます! (2022年9月6日 18時) (レス) @page19 id: dd5f8653b1 (このIDを非表示/違反報告)
とまと - え、え?!!神っすか?!!なんですかこの神作品は?!!! (2021年6月28日 19時) (レス) id: beb3aa22b9 (このIDを非表示/違反報告)
ねーむ - めっちゃ面白いですね、更新頑張ってください!! (2021年5月9日 22時) (レス) id: 38d2d0b865 (このIDを非表示/違反報告)
カリム - 面白すぎる (2021年3月21日 15時) (レス) id: d87b220079 (このIDを非表示/違反報告)
Jjj - 好きです!!!更新頑張って下さい!!!更新停止なんて…初コメですが泣きますよ(((ただのやばいやつ (2020年12月12日 10時) (レス) id: 164c86cd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たか | 作成日時:2020年5月26日 20時