彼ととらっぽら ページ11
「A、僕生徒になれたんだよね...」
夜中に誰かが部屋にはいって来て目が覚めるとユウがいた。生徒になれたと言うのに嬉しそうじゃないな。
「ユウ、あしたからおれと授業うけれるね」
布団を抱き枕の様に抱きしめ上目でユウを見る。
「う!?うん!!そうだね!!!クラス一緒だといいなあ〜!!!」
急に元気になったな。そんなに俺と授業受けたかったのか。嬉しくて頬が緩む。
無言が続くが和やか〜な空気で少しも苦じゃない。そんな幸せ空間を壊すかの様にドンドンドンッとオンボロ寮のドアが叩かれる。
渋々といった感じでユウが玄関に向かう。
誰だろう。
少し気になったので俺も向かう事にした。
「だれ...??」
首に大きなハートの首輪をつけたオレンジ髪の男がいた。確か朝ユウと喧嘩してた...。
疑問が無意識に声に出てしまったのだろう。オレンジ髪とバチッと目があう。
目をそらすのも失礼かと思いじっと見つめる。
これは、自己紹介の流れだろうか。
「俺、エース・トラッポラ。アンタは?」
「ぅ、と...A、です。」
じっとこっちを見る目に怯えてしまいしどろもどろになってしまった。だってさっきから一切表情を変えずこちらを見てくるのだ。
自己紹介をしている今だって少しもにこりとしない。
「ちょっとエース!僕のAが怯えてるじゃんか!」
場を和ませようとしてくれたのだろう。少しの冗談を交え、でも決して軽くはない声色でエース・トラッポラを叱ってくれた。
ユウは魔法が使えないのに勇気のある人だ。
「わり!そんなつもりは無かったんだけど...。俺怖かった??」
先程とは打って変わりニコニコで話しかけてくるエースに本当の事を言うわけにもいかず無言で首を横に振る。
その後談話室へと足を進め事情を聞く。どうやら寮長のタルトを食べてしまったらしい。そんな事で魔法を封じられるなんて..。ユウの寮にしてよかった。
「すぐに怒る人苦手...」
ぼそりと思った事を言うと2人はびくっと肩を揺らした。
、、。、、。
設定に主人公君のイメ画貼ってきたのでよろしければ!
少し設定いじりました。
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りーちゃん - 最っ高でした!ありがとうございます😭続き待ってます! (2022年9月6日 18時) (レス) @page19 id: dd5f8653b1 (このIDを非表示/違反報告)
とまと - え、え?!!神っすか?!!なんですかこの神作品は?!!! (2021年6月28日 19時) (レス) id: beb3aa22b9 (このIDを非表示/違反報告)
ねーむ - めっちゃ面白いですね、更新頑張ってください!! (2021年5月9日 22時) (レス) id: 38d2d0b865 (このIDを非表示/違反報告)
カリム - 面白すぎる (2021年3月21日 15時) (レス) id: d87b220079 (このIDを非表示/違反報告)
Jjj - 好きです!!!更新頑張って下さい!!!更新停止なんて…初コメですが泣きますよ(((ただのやばいやつ (2020年12月12日 10時) (レス) id: 164c86cd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たか | 作成日時:2020年5月26日 20時