【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ39)

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Princess 34 ページ39

及川side

ずっと見つからなかったAちゃんが見つかって、なんかまっつんとお互いに悲しい顔してたかと思えば

学生コーチの話を断ってた

及「えええええ！？即答！？いやせめて

『明日まで、考えさせてください』

とか言おうよ！さすがにそれはどうなの！？」

国「及川さん黙れください。Aが決めたことですよ。口出さないでくださいよ」

及「またこのAちゃんセコムは〜〜！！！甘やかしすぎでしょ！！！」

監「まぁまぁ及川。国見の言う通りだ。東雲の決めたことに口は出せんよ。本当にそれでいいのかい？練習に口出せないぞ？」

『もう、なにか言うつもりもありませんから』

監「そうか。なら忘れてくれや

あぁ、またやりたくなったら言ってくれていいからな？」

『………前向きに検討しておきます』

学生コーチ、かぁ

どうしてそういう話題が出たんだろう

そっか、もう俺たちだけに教えてくれるわけじゃないのか

『全くとーるは！！レシーブはこう！！何回言ってもわかんないのね！』

…………懐かしいな

今から何年前なんだろ

小学生の頃、だよな？

あぁ確か俺と岩ちゃんがAちゃんを部活に入れようと一芝居うったのは中三の時だったな

懐かしい

岩「及川？お前ぼーっとしてどうした？」

及「ねぇねぇAちゃんがね、監督に学生コーチやらないかって言われてたよ」

岩「学生コーチねぇ……なんかある意味昔を思い出すな」

及「あ、やっぱりー？懐かしいよね。俺達が公園でAちゃんにバレー教えてもらってたときが」

岩「お前が急にジャンプサーブやり出した時はAめちゃくちゃ怒ってた」

及「あーそうだったねw

危ないんだからちゃんと知識と経験つけてからにしなさい！ってw」

岩「やっぱ小学生と中学生だとキャラって変わるものだったのか？確か一緒にやったの小2、3年ぐらいだろ？」

及「まぁあるあるなんじゃない？でもそれまでずっと見てたのに小3の後半から見なくなったよね」

岩「それが、今コートに立ってない理由に繋がるんじゃねぇの？…ほら、練習するぞ」

今コートに立ってない理由、か

確かに中学で再開した時俺たちの名前を忘れてたことにもびっくりしたけど、何よりもうバレーをやってなかったことだな

女バレを見て、悲しい目をしていた理由が知りたいよ、A