【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ31)

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エイプリルフール特別編！ページ31

ＮＯside

※金田一がおかしくなる前ってことで！！
色々時間軸おかしいけど！

『私、彼氏出来た』

部活が始まる前にみんなが談笑している中、彼女は言った

『彼が男だらけの部活なんて心配だから今日でやめてきなさい、って言ったので今日でやめます』

誰も言葉を発さなかった

ただ視線は彼女を向いていて、色々な感情が垣間見えていた

しかし言葉は発さない

メンバーがある程度驚いたらバラそうと思っていた彼女も逆に焦っていた

及「ねぇAちゃん。そいつどんなやつ？」

岩「俺らの知ってるやつか？」

松「てか彼女の意見尊重しないって彼氏失格だろ。そんなやつのどこを好きになったんだ？」

金「確かにあんまりいい彼氏じゃないですね。その人とどこで会ったわけ？」

少し冷静になったのか、Aモンペとも言える彼らが心配し始めた

しかし質問内容が怖い

本当にいたらどうするつもりなんだこの人たち

しかし1番やばいヤツらが話しかけてこない

ちなみにレギュラーメンバー以外、Aが仲良くなった二軍の先輩も気まずそうにというか、ビビりながら出ていった

姫乃宮も喜んだ後、質問攻めを見て、初めてAに同情したような顔をして逃げていった

どうやらそのメンバーはエイプリルフールと分かっていた様だ

『先輩たち顔怖いんですけど』

岩「そりゃAがろくでもない様なやつと付き合ったら嫌じゃねぇか！！」

『先輩はお母さんか何かですか？』

花「お母さん？上等じゃねぇか！！！

なぁA言ってみろよ彼氏の名前をよぉ！」

国「知らない間に彼氏作ってたなんて……

俺を1人にしないでよA！！ねぇそれって誰！？」

これは流石に誰でも恐怖を感じる

この状態で嘘って言うのはどれだけ難しいだろうか

でも言わなければこの2人の暴走は止まらない

言わなければ、とAが決心したとき、2人は言った

「｢あと、エイプリルフールについた嘘って、1年間実現しないらしいけど、ほんとに彼氏いるの？｣」

それに驚きの声を上げたのはAだけではなかった

モンペ組は気づいてなかったのだ

『別に……彼氏作っても部活忙しいしいらない』

「｢｢A…………！！！｣｣」

『(彼氏………1年間おさらばか………)』

二度とそんな嘘はつかないと決めたAであった