【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】

Princess 1 ページ3

貴女side


今日は入学式


新品の制服に腕を通して

そしてお気に入りのパーカーに腕を通す


校則破ってる？今更すぎでしょ




家を出れば、ほらやっぱり









国「………おはよ。女子って準備長いんだね」





金「おはようっ！相変わらずその格好なんだなw」





『…………おはよう。待たせたよな？ごめん。女子って面倒なんだ……このパーカー、好き』









中学から一緒の2人が待ってる



ほんとはもう1人いるけど、バカだから落ちたんだと思う


それにこの2人と仲良くないし




まぁこの2人とはいつも一緒に登校してる









金「なぁなぁ、部活ってさ…」






国「他に選択肢無さそうで答えが分かりきってること言うか普通」





『まぁまぁ……勇も悪気があるわけじゃねーし。私達はどう足掻いてもあのクソに捕まるんだ……早めに諦めるしかねぇよ』





国「…………今日いっぱい喋るね。入学式でソワソワしてんの？」





『かもな』





金「Aが入学式でソワソワ…！？すごい成長！(？)


その調子でクラスでも話してくれたらまだマシなんだけどなぁ……」









私はこの2人の前では話すけど、クラスとか知らない人の前ではなにも話さない


アッチも勝手に人見知りとかって認識してるし
いいかなって



あ、でも見た目とか目つきとかでヤンキーって思われるのは納得しない


私は普通の女の子だぞー









金「Aって結構独り言うるさいよな………」





国「誰かと話してるみたい」





『えっ、マジか？恥ずかしー(棒)』





金「大丈夫かこの無気力さ」





国「俺達のどっちかが同じクラスに居ないとクラスで口開かない気がする」





『ご名答。英は今日は随分と冴えてるじゃねーか』









私がクラスで誰かと会話をするとでも？


嫌だね。なんで知らない人と話さなきゃいけないんだ





今将来生きていけないぞって思ったそこのお前


そんなことないから。私のことはこの2人のどっちかが嫁に貰ってくれる(予定)だからいいんだよ……！！









金「俺達そんなこと一言も言ってないだろ……」





国「確かにAの将来を案じて胃に穴が開くよりかはその方がいい


(訳:可愛いAが家にいてくれるなら喜んで養う)」





金「(こいつほんとにAのこと大好きだなー……)」






『ありがとー


あ、もう着くね

クラス楽しみ………かな』





「「え？」」









来ましたよ。大好きで大嫌いな貴方の為に

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