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雪斗「やっと着いたね……座ろうか」
先輩が私の座る椅子を引いて待ってくれている
『あ、ありがとう…』
雪斗「遠慮しないで?もう遠慮し合う仲ではないし…」
だけど、ほんの少しだけ
前とは違う気がしている
何年も経っているだけだ……よね?
雪斗「よいしょっと……俺から話したい事があるんだ」
『何?』
突然人懐っこい笑みは消えて
先生の時に見せた無表情へと変わっていた
雪斗「………何で出て行ったの……何年も……連絡しないで……俺がどれだけ探したと思ってるの?」
あぁ……そうだった
先輩に心配をかけたくなくて
ほとんど何も言わずに出て行ったんだっけ…
『それは……』
雪斗「後さ……あんな志望理由だけであの高校に来たの?違うだろ?ねぇ、何で嘘ついた?なぁ…!」
先輩が私の肩を掴んで激しくゆすって壊れた様に
なぁなぁなぁ!
とずっと繰り返す
どう答えたらいいの?
本当の理由なんて
一番先輩に言えないのに…
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ノア - マカリンさん» はい。 私もオリジナル作品を書いてます。 作者さん、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年9月2日 23時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - ノアさん» ありがとうございます。ゆっくり少しずつ頑張っていきます (2018年9月2日 23時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
ノア - とても面白かったです。 作者さんのペースで更新を頑張ってください。 (2018年9月2日 21時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - げっとぐみさん» ありがとうございます!短い小説になると思いますが楽しみに待っていただけるとありがたいです。 (2018年4月21日 23時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
げっとぐみ - 楽しみにしながらここに来ています!更新頑張ってください! (2018年4月20日 22時) (レス) id: f97df8fc86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカリン | 作成日時:2018年4月3日 22時