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Aside
？「なあ！てめ〜、猫屋敷Aサンだろ！」
『…お、おう…』
きらっきらした目の銀髪に詰め寄られています。
助けて。
零《猫先輩や。我輩たちのレッスンを見ていってはくれんかのぅ？メンバーにも良い刺激になるじゃろうし。どうじゃろうか？》
って零に言われたから来たんだけどよぅ…
懐かしい防音レッスン室に入るや否や、この銀髪に迫られてさ…
連れてきた零はなんか飲み物買ってくるとかで俺の事だけ置いていきやがったし！
…くそが…
あいつ、絶対あとで締めてやっからな。
？「あ〜、この人が零くんのよく言ってた猫先輩なんだ？」
金髪のチャラ男がどこか納得したみてぇに言う。
…あいつ、俺の知らんとこで何言ってやがるんだ！？
その隣で、褐色のやつがこくこくと頷いてた。
？「なぁなぁ、昔の吸血鬼ヤロ〜ってどんな感じだったんだよ！」
『…どんな感じだったか…って言われてもなぁ…あ、んじゃああいつと初めて会った時のこと話してやるよ』
まじか！！なんて嬉しそうに座り直す銀髪。
…犬みてぇだなぁ…
『そうだなぁ…まず、あいつと初めて出会ったのはあいつが1年の時だから…今から3年近く前か？』
え"、もう3年近く経ってんの？
時が過ぎるのって早ぇのな〜…
『あいつは1人でベンチに座っててだな〜…それで＿＿＿』
零「猫先輩や」
『むぐ』
零との出会いを話そうとしたら、いつの間にか帰ってきてた当の本人に口を塞がれた。
ちぇ…いいとこだったのによぅ。
そう思ってちろりと零を見上げれば、にっこりと笑われた。
うざ〜！
零「ほれ、猫先輩の好きなオレンジジュースじゃよ」
『まじか！流石俺の零！いい子だな〜っ！』
ペットボトルのジュースを受け取って零の頭を撫でてやれば、やんわりと零が笑った。
ぴこぴこ動く耳が見えるみてぇだわな。
？「…零くんがあんな風に笑うの初めて見たよ、俺…」
？「ああ、俺も初めて見るな」
金髪と褐色がヒソヒソ話してる。
なんだ？
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魚(プロフ) - ぬんさん» こちらこそありがとうございます！頑張ります！ (2021年9月13日 9時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 羊の王さん» ありがとうございます！頑張りますね☆ (2021年9月13日 9時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - みんとぅすさん» ありがとうございます！更新頻度は遅めかも知れませんが、頑張ります！ (2021年9月13日 9時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
ぬん - 新作助かります！ありがとうございます！！！！！ (2021年9月12日 15時) (レス) id: 8fd0aff687 (このIDを非表示/違反報告)
羊の王(プロフ) - 大蛇でも面白いのに次の新作がもしもの世界とは…凄い…更新頑張ってください (2021年9月10日 21時) (レス) id: ec6c1dbb5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2021年9月10日 17時
