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Aside
北斗「佐賀美先生…はいないか。どこに行ったんだあの怠慢教師」
氷鷹と"サリ〜"くんに付き添われて、俺たちは保健室に足を踏み入れた。
…仮にも教師に向かって…怠慢教師って。
いいの？
北斗「紫垣、転校生はここに寝かせてくれ」
『おっけ』
未だ気を失ってる転校生を保健室のベッドに横たわらせて、頬にかかった髪の毛をどこてやる。
…まだ起きないか。
『……転校生、起きるかな』
北斗「暫く寝ていればきっと大丈夫だ。それより紫垣、お前も手首を痛めてるだろう」
『…え』
…なんで分かったんだろ。
北斗「気付かないとでも思ったか？」
"サリ〜"「まじかよ。ほら、手ぇ貸して」
"サリ〜"くんに手を引かれて、保健室にある椅子に座らされた。
彼が俺の手首に湿布を貼ってくれて、器用に包帯を巻いていく。
…なんでバレた？
元軍人として恥ずかしい。
戦場では、たとえ気を失いそうな痛みが走っても、それを顔に出しちゃいけない。
もちろん、態度にも。
俺はそれを刷り込まれてて、逆に瀕死になっても顔にも出さなかったから…って、教官にしこたま怒られたりしたんだっけ。
それなのに…まさか軍人どころかただの高校生にバレるなんて。
平和ボケでもしてんのかな。
北斗「…すまなかった。俺は、お前たちに少し過大な期待をしてしまっていたらしい」
氷鷹が、そうゆっくり話し始めた。
"サリ〜"くんが何かを察したみたいに、保健室を出ていく。
…俺も出てった方がいいかな。
そう思って立ち上がろうとした時、氷鷹がまた口を開いた。
北斗「紫垣。…聞いて欲しい。これは、お前にも言っておかなければならないことなんだ」
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魚(プロフ) - あお^さん» ありがとうございます…！確かにそこが二次創作の醍醐味ですね笑 (2021年9月10日 17時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
あお^(プロフ) - 私には考察という高度なことはできませんが、毎話楽しみにしています。魚さんのお話を元に妄想するのが楽しいです！本家では見られないキャラの意外な一面が見れるのが、二次創作の利点だなと思いますw (2021年9月8日 15時) (レス) id: e8bb8daa61 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - カズキさん» ありがとうございます！うわー！考察して下さると書きがいがあります！更新頑張りますね！ (2021年8月26日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 凜々さん» ありがとうございます！！更新がんばりますね！ (2021年8月26日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
カズキ - 更新お疲れ様です！お話全て拝見させて頂いております！勝手ながらに考察なんかもさせてもらっていて笑どの話も深くてとても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年8月23日 15時) (レス) id: 65b465303e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2021年8月18日 17時
