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俺たちの勝利の女神だった。
『…ぇ』
真「えっ、嘘…」
真緒「…ま、じか」
北斗「………あぁ、俺たちの、勝利だ」
明星「…っっ、やった〜〜〜〜っっ！！」
スバルがステージに飛び乗った。
そのまま転校生を抱きしめて、ぴょんぴょん跳ねてる。
残った俺たち4人も顔を見合わせて、われ先にとステージに飛び乗れば、大きな拍手が巻き起こった。
仁兎「今宵のS1を制したのは、ぶっちぎりの得票数で他を引き離し勝利を掴んだ奇跡のユニット！Trickstarだ〜っ☆」
わああ！と大歓声が講堂を揺らす。
それぞれのイメージカラーをしたペンライトが揺れて、講堂が虹色を輝いていた。
…ああ、そっか。
俺は、輝けたのかもしれない。
虹色に光る講堂の中で、黄色に輝くペンライトを何本か見つけた。
…初めて俺はこのステージに立ったのに、こうして、俺のカラーで応援してくれてる人がいる。
それがどうしようもなく嬉しくて嬉しくて。
『っ…』
視界がぼやけた。
明星「泣かないでよガッキ〜！」
『る、さい！泣いてない、し』
真「うわぁぁん紫垣くん〜！勝ったよ〜っ…！」
『…お前は泣きすぎな』
こうして皆で抱き合って喜べるのなんか初めてで。
辺りを見渡せば笑顔しかなくて…
こんな幸せでいいのかな。
俺だけが幸せで、いいのかな。
…でも、いいのかもしれない。
教官も弟弟子も、それぞれがそれぞれの道を歩んでる。
だから、俺も…幸せになって、いいのかもしれない。
真緒「まあまあ！これで俺たちの革命は第1歩ってことだな！」
…真緒のことも、きちんと信じていいのかも。
俺たちは5人で…ううん、転校生も含めた6人でTrickstarなんだから。
誰かが信用ならないとか、誰かが裏切るかもとか、そんなふうに考えなくていいんだよな、きっとさ。
北斗「挨拶しよう。応援してくれた、皆に」
北斗と一緒に皆で並んで、お辞儀をする。
また割れんばかりの拍手が巻き起こって、怒涛のS1は幕を閉じた。
＿＿＿まだ見ぬ闇を残して。
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魚(プロフ) - あお^さん» ありがとうございます…！確かにそこが二次創作の醍醐味ですね笑 (2021年9月10日 17時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
あお^(プロフ) - 私には考察という高度なことはできませんが、毎話楽しみにしています。魚さんのお話を元に妄想するのが楽しいです！本家では見られないキャラの意外な一面が見れるのが、二次創作の利点だなと思いますw (2021年9月8日 15時) (レス) id: e8bb8daa61 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - カズキさん» ありがとうございます！うわー！考察して下さると書きがいがあります！更新頑張りますね！ (2021年8月26日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 凜々さん» ありがとうございます！！更新がんばりますね！ (2021年8月26日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
カズキ - 更新お疲れ様です！お話全て拝見させて頂いております！勝手ながらに考察なんかもさせてもらっていて笑どの話も深くてとても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年8月23日 15時) (レス) id: 65b465303e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2021年8月18日 17時
