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ut「どしたん、シッマ。今日元気ないやん。なんかあったん？」
大先生が隣に座って聞いてきた。
もう飯は終わって、皆がだべっとる。
もちろんこの場にはゾムの姉ちゃんもおって、グルッペンに引っ付かれとった。
俺はなんかぼーーっとしとって、自分が何を食ったのかわからんかった。
それ程までに昨日の夜いた生物は綺麗やったんや。
kn「俺な…昨日の夜眠れんくて屋上行ってきてん」
ut「ま、いつも通りやな」
大先生が俺の皿に残ったトマトを口に放り込んだ。
シャキシャキとええ音が鳴っとる。
それで？と促されて、俺はまた口を開いた。
kn「めっっっちゃ綺麗な生き物おってん！」
ut「めっちゃ綺麗な生き物ぉ？」
kn「せや！なんか…こう…虹色の馬？？」
ut「はあ？」
めっちゃ怪訝そうな顔された。
ut「どうせそれシッマの夢やろ？w」
kn「やっぱ夢なんかなぁ…」
zm「虹色の馬？」
ゾムが口にパンを詰め込みながら近付いてきた。
ゾムの姉ちゃんはどこにおんねやろ、と思って食堂を見渡すと、オスマンと喋っとった。
俺はまたゾムに昨日の夜のことを話した。
ゾムがめっちゃ溜息をこぼしとったけど、なんやろ。
そのままゾムの姉ちゃんを引っ張って食堂を出てった。
大先生はつまんなそうに欠伸しとった。
ut「え？それだけ？」
kn「おん」
ut「もっとなんかあるんや思ってたわ」
心配して損した、と苦笑した大先生の脇を肘で小突いておく。
なんやこいつ。
でも、心配してくれるっていうのは、なんだかこしょばくて。
家族ってこんな感じなんかな…とか考えた。
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魚(プロフ) - miiさん» はう...！ありがとうございます…！ (2020年10月26日 16時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 私がこの世界に入り、最初に見た作品が魚さんの作品でした！とても面白く、今でも大好きです！この話が完結したら活動休止するのはさみしいですが、これからも頑張って下さい！ (2020年10月23日 16時) (レス) id: fea92a175e (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 麻痺さん» ありがとうございます！今しばらくお待ちください… (2020年8月23日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
麻痺 - 好きすぎる！更新楽しみに待ってますー！ (2020年8月22日 2時) (レス) id: dce11f68c6 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - アカツキさん» ありがとうございます〜！ (2020年7月7日 7時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2020年2月17日 9時
