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ni「グルッペンおる！？」
あれからまた5年が経った。
あの時2歳だった桃香は7歳になっていた。
喫煙所で紫煙を吐き出したショッピとコネシマの元に、兄さんが駆け寄ってきた。
2人は顔を見合わせる。
kn「総統室におるはずやけど」
shp「どうしたんすか？」
ni「わかったありがとう！」
こちらの問いには一切答えず、焦ったように4階へと駆け出していく兄さんの背中から、何か嫌な予感を感じて、煙草の火を消して追いかけた。
総統室の扉を開けると、兄さんはもう報告を終えていて、ぐったりとソファーに座り込んでいた。
酷く焦った顔でグルッペンがインカムに通信を入れる。
gr「幹部は会議室に集合！δ国から宣戦布告された！」
それと同時に、コネシマは兄さんを担いで会議室に走った。
会議室には半分以上の幹部が集まっていて、誰もが緊張していた。
ダクトからゾムが飛び出していて、椅子に座ったグルッペンに向かって叫んだ。
zm「δから宣戦布告って…！じゃあ、Aは…！？」
そう、δ国には観光客としてAがいるのだ。
あれからまた何年かに１回帰ってきてはいるが、δ国には不可思議な事が多く、中々偵察が終わらなかったのである。
rbr「た、大変や！」
1番最後に会議室に駆け込んできたロボロが、机の上にパソコンを叩きつけるように置いた。
そこにはでかでかとエラーの文字。
ハッキングされたらしい。
rbr「δ国にハッキングされて、文書送られてきた！読むで！」
皆が固唾を飲んでロボロの言葉を待った。
息を整えて早口で、しかし確実に文字を拾っていく。
rbr「"貴国からの観光客を捕らえている。この観光客をどう扱うかはこちらの気分である。だが、降伏するのなら舌を切るだけで解放してやろう"」
ロボロが読み上げると、ゾムが会議室を飛び出していった。
グルッペンも立ち上がって指示を飛ばす。
gr「総員準備が出来次第特攻するッ！仲間を取り戻すために1日でカタをつけるゾ。我々に手を出した事を後悔させてやれ」
「「「ハイル・グルッペンッ！」」」
ばっと胸に手を当てて叫び、全員がゾムと同じように飛び出していった。
ここからδ国まではどれだけ急いでも1ヶ月半。
移動しながら準備をして、δ国の国境近くなったら雪崩込んで1日で潰す。
それがこの戦争の最適解だ。
gr「待っていろA」
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魚(プロフ) - 宇タさん» わわ〜ありがとうございます！ (2021年9月22日 15時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
宇タ(プロフ) - 泣きそうです。というか泣きました。好きです。 (2021年9月21日 23時) (レス) @page33 id: 03f7136296 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - Ｔさん» コメントありがとうございます！申し訳ありません、作者はただいまd!から離れておりまして…思い出せそうにありません…本当に申し訳ありません (2021年2月19日 17時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
Ｔ - emさんのボマーってハンハンネタだったりしますか？ (2021年2月19日 13時) (レス) id: 7059f04c94 (このIDを非表示/違反報告)
コレット(プロフ) - myona859さん» やー…ごめんなさい。私その作品読んでなくて……他作品からお借りしました… (2020年1月28日 5時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コレット
| 作成日時：2020年1月5日 19時
