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「禁忌呪文は噛んだり読み間違えただけで四肢が爆散するんだぞ!!」
常識だろ!!と、珍しく生徒に常識を唱えるダリ先生
あんたが言えたことか、と思ったが、口には出さないでおく
遠いので何を話しているのかはっきりとは聞こえないが、入間くんは何やら怯えている様子
もしや本当に知らない…？いやまさかそんなこと…
「最ッ高に楽しかったよ!!」
おい、今のははっきり聞こえたぞ
ダリ先生…生徒になんてこと言ってんの…
壇上を見ると、入間くんに向かってグッドサインを出すダリ先生
グッ!じゃないです、生徒爆散寸前です
「あれ唱えるのはよほどの
「いやー将来有望だ！」
「爆散も見たかったけどねー」
ワッハッハッハと笑う教師陣
(教師…)
ドン引きする入間くん
うん…それが正常だよ…
バビルスの教師は基本おかしい
未だ興奮冷めやらぬ中、「閉会ー！」という言葉が響き、この年の入学式は幕を閉じた
教職員は生徒の誘導の後、講堂の片付けを行う
(父さん…孫に禁忌呪文読ませるとかどんな神経してんだ…いやそもそも、私孫なんて聞いてないんですけど、どこでどうやってつくったの？娘の私にくらい入学報告してよ、出来た報告もしてよ…)
「…さん、Aさん！」
『あ、はい！』
「お、やっと気づいた
無視されてるのかと思ったよー」
『ダリ先生…すみません』
「入間くん？」
『う゛…まぁ…そうですね…』
「……一応聞くけど『違います』
そう？」
『はい、断じて私の子供ではありません』
そうだよねーと言ってケラケラ笑うダリ先生
(こいつ…楽しんでやがる…)
「にしても驚いたよ。
理事長、どこで捕まえてきたのあの子」
『知らないんですよね…私も…
というかダリ先生、知ってたんですね』
「何を？」
『私がサリバン様の娘だってこと…』
「あぁ、それね
いやぁだって、理事長の娘が入学、なんて面白そうなこと、調べるしかないでしょ」
『はは…まぁ教師やってたらいずれバレますしね
…在学中絡みまくってきたの…それが理由だったりします…？』
「んー？」
『まじですか…』
その時、遠くから私を呼ぶ声がした
『あ…じゃあ行ってきますね』
「はーい、頑張ってねー」
手をヒラヒラ振りながら、彼女を見送る
「…それだけじゃ…ないんだけどな…」
小さな呟きは、誰に届くこともなく、講堂を飛び交う無数の声の中に消えていった
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sora(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます！コメントとても嬉しいです！これからもお付き合いください♪ (2023年3月26日 19時) (
レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月26日 11時) (レス) @page14 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - soraさん» えっっ！？！！作品見られて……！？？えっsora様に認知されてるとか凄いはずかしいです…私こそ嬉しくて二度もコメント失礼しました…！改めてこれからも体調に気をつけて頑張って下さいっ😊！！ (2023年3月22日 22時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - ゆきんこさん» ちょとまてください、ゆきんこさんですか、え…大っっっ好きです！！先程作品を拝見させていただいているときに気づきました、二度もすみません。こちらこそです！いつも楽しく拝見させていただいております！(笑)改めてコメントありがとうございます！長文失礼しました (2023年3月22日 22時) (レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - ゆきんこさん» ありがとうございます！面白いと思っていただけているのなら、作者の本望です！これからもよろしくお願いします！ (2023年3月22日 21時) (レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sora | 作成日時：2023年3月22日 14時
