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なんやかんやで学生の時からずっと相談に乗ってくれているダリ先生には、改めて頭が上がらないなと感じる
こういうとき、ダリ先生ならどんな言葉をかけるだろう
真剣に寄り添うのだろうか、いつものように面白いことを言って場を和ますのだろうか、
何にせよ、私には思い付かない、思い付いたとしても簡単には出来ないような打開策を、いくつも持ち合わせているのには違いない
経験も、知識も、私とは比べ物にならない程多い
遠いなぁ…と、一人心の中で苦笑する
「そうだったら嬉しいですね…
あ、じゃあ一つ質問してもいいですか？」
『はい、何でもどうぞ！』
相談を受けている最中にも関わらず、一人の世界に没入していたことに少しの罪悪感を感じつつ
先程より幾分か良い表情になってきたツムル先生に安堵していると
「Aさんは、俺がかっこいいことしたら、
キュンとしてくれますか？」
『……え？』
爆弾発言を投下する先生
なぜ私…？
『え、私…ですか…？』
聞く相手を間違っているのではないかと聞き返すも
「はい、Aさんに聞いてます」
至って真剣ですという表情で、こちらをじーっと見つめてくるツムル先生
…非常に、恥ずかしい
童顔と言えどもイケメンはイケメン、
正常な眼球を兼ね備えたただの女である私にとって、脳が警報を発令する程の威力
耐えきれずにゆっくりと顔を横に背けると、
あっ…すみませﾝ…と言いながら恥ずかしそうに視線をそらす先生
だから可愛いって
口に軽く手を当て、頬を染め、動揺したように瞳を揺るがすその姿に、妙に目が釘付けになる
自分が照れていたことも忘れ静かに見とれていると
視線をこちらに戻してきたツムル先生と、ばっちり目を合わせてしまった
思わず目を瞑り、勢いよく下を向く
「えッ、大丈夫ですか！？」
ツムル先生が心配して距離を詰めてくる
『大丈夫です、ちょっと今特別警報発令中なので近づかないで下さい』
「あ、はい、…え、警報？」
少しきつい物言いになってしまったが、今ちょっとそれどころじゃない
混乱するツムル先生をよそに、大きく深呼吸をして心を落ち着ける
「すみません、やっぱり失礼でしたよね…」
と、おいてかれた子犬のようにシュン…とする先生
だから…
もうツッコむのも疲れた…きっとこれがツムル先生の正常運転なんだ…
自分に合った生き方を無意識にしてるのかな？と、本人の目の前で考えてる私の方がよほど失礼だ
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sora(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます！コメントとても嬉しいです！これからもお付き合いください♪ (2023年3月26日 19時) (
レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月26日 11時) (レス) @page14 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - soraさん» えっっ！？！！作品見られて……！？？えっsora様に認知されてるとか凄いはずかしいです…私こそ嬉しくて二度もコメント失礼しました…！改めてこれからも体調に気をつけて頑張って下さいっ😊！！ (2023年3月22日 22時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - ゆきんこさん» ちょとまてください、ゆきんこさんですか、え…大っっっ好きです！！先程作品を拝見させていただいているときに気づきました、二度もすみません。こちらこそです！いつも楽しく拝見させていただいております！(笑)改めてコメントありがとうございます！長文失礼しました (2023年3月22日 22時) (レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - ゆきんこさん» ありがとうございます！面白いと思っていただけているのなら、作者の本望です！これからもよろしくお願いします！ (2023年3月22日 21時) (レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sora | 作成日時：2023年3月22日 14時
