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Meguro side
バイト先の先輩のA。
先輩って言っても歳は同い年だしすげー馴染みやすい雰囲気。
ラウールを弟みたいに可愛がっててたまに本当のお姉ちゃんみたいに叱ってるところも見る。
同じ大学の同じ学部。
ちょっとした共通点でもなぜか嬉しかった。
そんなAといつも通り慣れた閉店作業をして
2人で店を出ようとする
『わっ』
蓮｢ちょ、大丈夫？｣
裏口の扉は何故か開かなくて
反動で後ずさるAを何とか受け止める。
扉をゆっくり開けたそこには
大学で名の知れたイケメン二人がたってた。
『え、なんでふたり？』
翔｢お前メール見ろよ送ったぞ俺｣
深｢いやいや、いかにも今終わった感じじゃん｣
余程親しいのか少し当たりが強い片方の塩顔とそれを宥める眼鏡のお兄さん。
Aも慌てて携帯をつけてあ、ほんとだ、ごめんなさいなんてはにかんでいた。
このイケメン二人と仲良いんだ、A。
するとふと、塩顔の方と目が合う。
翔｢…バイト先の人？｣
『あ、はい。目黒蓮、同じ学部なの』
軽く紹介されて会釈をすると
凄いぶっきらぼうに
翔｢渡辺翔太です｣
なんて挨拶される。
深｢おい、機嫌悪。俺は深澤辰哉｣
知ってるよ。有名だわ。
蓮｢2人とも大学で有名っすよね。知ってます。｣
そういうと翔太クンの方がちょっと得意気な顔になる。
『…で、何しに来たんですか？』
心底不思議そうな顔をするA
翔｢飯食いに行こ。｣
『え、今から？』
深｢ほらー、だから言ったじゃん。｣
さすがに23時。なんなら賄いを食べておなかいっぱい〜！なんて言ってたAを思い出す。
断るだろーな。なんて思ってAの顔を見ると
嬉しそうな、愛しそうなそんな顔をしてたから
あ、これだめだわ。
口にする前に行動に移していた。
蓮｢俺ちょっとAと話したいことあって一緒に帰る約束してたんすよね。すいません。｣
そう言ってAの手を取り二人の間をぬけて歩く。
は？とかはぁ！？！おい！とか後ろから聞こえるけどおかいまいなし。
『ちょ、目黒？え？』
俺に手を引かれるAはすっげー困った顔してて
蓮｢…ちょっと黙って｣
あー、何してんだろ俺
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りな(プロフ) - 凄く面白くて一気に全話見ちゃいました笑笑更新楽しみにしてます！！ (2021年2月5日 11時) (
レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
桃もち(プロフ) - めちゃめちゃきゅんきゅんしながら読んでます！更新楽しみにしてます！＾＾ (2021年1月30日 13時) (レス) id: e248bb9fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃむ | 作成日時：2021年1月27日 10時
