ハコイリ 07 ページ7
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『うわぁ…、高校生だぁ…！！』
入寮して2日。
ついにやってきた入学式の日。
パリパリの新しい制服に腕を通して、
新しいスクールバッグを手にして、
新しいローファーを履く。
歩いてすぐの高校には、たくさんの人がいて、
ワクワクとドキドキが止まらない。
早速受付をして、クラス表を見て自分の名前を探す。
『あった！！３組かぁ…。』
自分の名前を見つけると、
ネクタイの色の違う学生の人がみんなを案内していて、
先輩だろうなぁと思いながら、その集団に着いていく。
教室に入ると、
結構たくさんの人が集まっていて、私は座席表から自分の席を探して荷物を置く。
辺りを見渡すと仲よさそうに話している人がほとんどで、少し不安になる。
そっか、私の学校からここに来た人っていないもんね。
あそこ、ずっとエスカレーターだし…。
…って、まだ始まったばっかり！！
気合いで乗り切ろう！！
よしっ、と力を込めた私は、とりあえず座る。
さっきもらった今日のスケジュールでも読もうと思って、封筒をバッグから出す。
そのとき、私の前を風のようにサッと通り過ぎた男の子。
一瞬だったけど、間違いない。
私は封筒を置いて、机の横にかけていた紙袋を持って教室から出た彼を追う。
『あの…！！！』
颯爽と歩く彼の背中に向かって私は呼び止める。
ピタリと止まった身体は、しなやかに私の方に振り返って。
そのたたずまいは、どこかのモデルさんみたいにスラッとしていて綺麗だった。
「何？」
首を傾げてこっちを見る彼。
やっぱり。間違いない。
こんなキラキラした瞳をした人、
世の中に何人もいるはずないんだから。
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ももみず * - おもしろいです…!!! (2020年1月16日 17時) (
レス) id: 5421e01398 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - 舞子さん» 更新がんばって下さい！((o(^∇^)o))焦らすゆっくり(〃^ー^〃)自分のペースで(〃^ー^〃) (2018年5月8日 10時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
pii(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2018年4月6日 23時) (レス) id: e1c85735ee (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - このお話とても面白くて待ちどうしいので、更新待ってます！ (2018年4月2日 0時) (レス) id: 017c693aab (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - 舞子さん» レナちゃん良いキャラしてますね♪(≧ω≦。)更新がんばって下さい！(〃^ー^〃) (2018年3月4日 17時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞子
| 作成日時：2018年1月19日 23時
