サワヤカ 33 ページ33
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「そうくん！！おはよっ！」
連休明けの月曜日。
部活の朝練が終わって教室までの廊下を歩いていると
元気な声で聞き覚えのある声が。
振り返るといつも通り元気なAちゃん。
『Aちゃん？！もう大丈夫なの？！』
俺は挨拶するのも忘れて思わず声を上げてしまった。
「あれ？そうくん、知ってたの？」
『昨日夜帰ってきたとき勝利から聞いたんだよ。
高熱だったって聞いてたから今日休みかと思ってた。』
「えへへ〜。もう大丈夫、たっくさん寝たから！！」
この休日体調を崩していたなんて到底信じられないほど、変わらない笑顔のAちゃん。
あんまり勝利教えてくれなかったけど、
珍しくソワソワしてたからどうかと思ってたけど、元気そうでよかった。
「それにね、そうくん。」
安心して、廊下を一緒に並んで歩いていたら、
ちょっと嬉しそうな顔をしたAちゃんが一歩距離を縮めて俺にコソッと話しかける。
『どうしたの？』
「しょうりくんがね、そばにいてくれた気がするの。」
『え？！』
「わたしも熱で覚えてないんだけど、熱でうなされてた時の途切れ途切れの記憶の中にしょうりくんの顔を思い出すの。
これって近くにいてくれたってことかな？！」
『でも、女子寮って男子立入禁止じゃない？』
俺がそう言うと、キラキラと目を輝かせていた突然ピタッと足を止めるAちゃん。
「そうくん…、そうじゃん！！！」
忘れてましたと言わんばかりの表情で、目をまん丸にしたAちゃんはそう声を荒げた。
『Aちゃん…(笑)』
「すっかり忘れてた……。
今日お礼言わないとって思ってたけど、これが夢だったら、しょうりくん、なんのこっちゃってなっちゃうじゃん！！」
『言ってみたら？笑』
「え？！変な目で見られない？？？」
うろたえるAちゃんか面白くてからかうと、
また面白い反応が返ってくるから、思わずその場で笑う俺。
そんな俺を見て「なんで笑うの？！」と大真面目に聞いてくるAちゃんもまたおかしくて笑っていると
「聡、着替えないとHR遅れるぞ。」
朝練終わりの渦中の人がタイミングよく現れた。
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ももみず * - おもしろいです…!!! (2020年1月16日 17時) (
レス) id: 5421e01398 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - 舞子さん» 更新がんばって下さい！((o(^∇^)o))焦らすゆっくり(〃^ー^〃)自分のペースで(〃^ー^〃) (2018年5月8日 10時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
pii(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2018年4月6日 23時) (レス) id: e1c85735ee (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - このお話とても面白くて待ちどうしいので、更新待ってます！ (2018年4月2日 0時) (レス) id: 017c693aab (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - 舞子さん» レナちゃん良いキャラしてますね♪(≧ω≦。)更新がんばって下さい！(〃^ー^〃) (2018年3月4日 17時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞子
| 作成日時：2018年1月19日 23時
