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Aside
シャープペンを持ってうとうとしているとチャイムが鳴った
古典の先生、おじいちゃんで眠くなっちゃうんだよなぁ
教科書を閉じて筆記用具をペンケースに入れる
それをスクバに入れてそれと引き換えにお弁当を出す
『玲奈 〜 屋上でいい？』
玲「うん！行こ 〜 」
2人で並んで階段を昇る
昼休みだけ解放されている屋上の扉を開き、外に出ると日差しが暖かく、少しだけ春を感じた
自然とふたりでベンチに座る
『で、どうしたの？』
玲奈の顔を覗くと口角があがったニヤッとした顔をしていた
玲「あのね、今度、崇人(ﾀｶﾄ)くんと、デートするんだ !! 」
『あ 〜 イケメンの男バス部長ね 〜 』
さっき顔を覗いた瞬間そんなことだろうとは思ったがまさか惚気とは。
玲「でね、私、ファッションとかヘアスタイルとか疎くてあんまり詳しくないから、Aに教えて欲しくて ....... 」
『そんなことか！うん、いいよ 〜 』
確かに、玲奈と何回か私服で出かけてるけど、決してオシャレとは言えない、なんか、微妙な感じ。
玲「今度お洋服買いに行きたいから付き合って欲しいの、」
部活 ....... 休みあったっけ、
『出かけるのいつ？』
玲「5/3かな、それまでに行きたいんだけど ....... 」
『あー、部活休みないかもしれない、』
すると玲奈が明らかに落ち込んだ表情をして “ そっかぁ、 ” なんて言うもんだから
『私の服、着る？身長変わんないし大丈夫だと思うよ！』
玲「え、ほんとに！？いいの！？」
玲奈は目をキラキラ光らせて子犬みたいに私を見上げる
『髪の毛は、休み時間に練習しよ！』
簡単に出来る可愛い髪型まとめとかないとなぁ、
＿＿＿＿＿
『えっと、で、ここをゴムで止めて、ほぐす。』
あの約束をした次の日から業間の休み時間に3組に行っては旭の髪の毛で練習をした
はじめはノリノリだった旭も今ではもう、無。
私は誰でも出来るフィッシュボーンを教えて、自分で出来るように練習に付き合った。
＿
モブA「東峰、彼女に可愛くしてもらってんじゃん。な？」
モブB「いいなぁ、俺も彼女欲しいよ、」
＿
武田「東峰くんは最近ヘアアレンジを始めたんですか？？？」
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ねこみや(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！！ (8月19日 20時) (
レス) @page9 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
クエン酸(プロフ) - すんごい面白いです!!更新待ってます…！ (2022年8月28日 16時) (レス) @page37 id: 7fa3984189 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - めっちゃ面白かったです！これからも頑張ってください(￣^￣)ゞ (2021年7月20日 15時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えいちゃん。。。 | 作成日時：2019年10月15日 1時
