_Prolog 2_ ページ3
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Aside
教室に戻り、本当に最後のHRを受ける
先生「卒業証書、それは、夢への片道チケットなんてのはよく言ったもんだ。もう、後へ戻ることは出来ない。前へ、進むのみだ。
これからの人生。頑張れよ。
たまには顔出してくれてもいいんだからな。
今までありがとう。お前らの担任ができて、本当に良かった。ありがとう。」
先生の言葉を聞き、クラスは涙に包まれた
かくいう私も泣いてしまった
その後、クラスで写真を撮り、この日だけ許可されていたスマホで友達や後輩、先生などと写真を撮った。
私はひと段落着いたところで体育館の裏を目指した。
まだザワついている廊下を通り、階段をおり、靴を履き替えて、外へ出る。
まだ少し風が冷たい。なんて思って角を曲がる。
すると1人の男が目に入った。
彼は朝は私の前にいて、退場の時に横にいた。
そう、東峰旭だった。
『東峰 ??? 』
東「あ、市川。やっと来てくれた。」
『どうか、した ? 』
少し期待をしながら彼の話を待つ。
東「市川に、言いたいことがあって ……
その、えっと、
なんて言えばいいんだろ、
あの、
俺、
市川のこと、
一年の時からずっと
好きだった。」
うそ ……
こんなことって実際にあるんだ ……
自分の好きな人が自分を好きになるなんていう奇跡 ……
『わ、私も、ずっと東峰のことが好きだよ』
自分の気持ちを話すと彼は少し驚いたような顔をしたあと、微笑んだ。
東「俺と、付き合って貰えますか。」
東峰が耳まで真っ赤なのがわかる。
そんな私も顔が熱くて ……
『もちろん。よろしくお願いします。』
そう伝えると彼は安堵の表情を見せた後、笑った。
三月九日。
私、市川Aはずっと片想いだった彼に告白をされました。
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ねこみや(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!!! (8月19日 20時) (レス) @page9 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
クエン酸(プロフ) - すんごい面白いです!!更新待ってます…! (2022年8月28日 16時) (レス) @page37 id: 7fa3984189 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - めっちゃ面白かったです!これからも頑張ってください( ̄^ ̄)ゞ (2021年7月20日 15時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えいちゃん。。。 | 作成日時:2019年10月15日 1時