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Aside
少し話をしたあと、2人でベンチに座った
お互い一言も話さないけど、この空間が心地よかった。
となりの旭の息を吸う音が聞こえる。
『ねえ、』
東「ん?」
『みんな、戻ってきて欲しいって思ってるの。私も、菅原も、西谷も。』
私はベンチから立ちあがる
『急に呼び出してごめんね。帰ろ?』
旭も立ち上がる
東「もう遅いし、送るよ。」
私の右手に温もりが宿る。
『ありがとう。』
手を繋いで公園を出る。
右に曲がって道なりに歩く。
5分もすれば私の家に着いてしまう。
ああ、帰りたくないな …… と考えていると右手が離れる
その直後、身体全体が旭に包まれる。
東「A、ちゃんと考えるから。待ってて欲しい。」
頭の上から声が聞こえる。私の好きな、優しい声。
『うん。待ってる。』
すると声が耳元に移動する
東「俺も、好き、」
赤面していくのがわかる。
私と旭の身体のあいだにまだ冷たい空気が入り、身体が離れたことを気づかせる。
東「じ、じゃあ、またあした。」
『旭、おやすみ。またあした。』
_____
西谷が戻ってきた。
いや、正式には戻ってないんだけど。
とりあえず日向のおかげで部活に来るようにはなった。
ただ、
西「旭さんが戻んないなら俺も戻んねぇ!」
やっぱり、ソウデスヨネ …… 。
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ねこみや(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!!! (8月19日 20時) (レス) @page9 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
クエン酸(プロフ) - すんごい面白いです!!更新待ってます…! (2022年8月28日 16時) (レス) @page37 id: 7fa3984189 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - めっちゃ面白かったです!これからも頑張ってください( ̄^ ̄)ゞ (2021年7月20日 15時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えいちゃん。。。 | 作成日時:2019年10月15日 1時