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「何、言ってんの」
肩に乗せられた腕の重みを感じながら
彼の顔をバッと見るとケロッとした顔をしている
『俺、何か変なこと言った?』
「いや…彼女置いていったらダメでしょ」
『別に付き合ってないし。てか名前も知らない』
彼の口から飛び出してきたのは想像を超えた言葉
女遊びが激しいのは知ってたし
彼女じゃないっていうのはまだ分かるけれど
名前知らないってどういうことなの…
目の前の彼女もほら
驚きのあまり口が半開きになって固まっている
第一、私の言った「彼女」は
恋人っていう意味じゃなくてこの女性って意味だ
.
『ほら行こ?』
「え、ちょっ…」
腕を捕まれそのまま歩き出した彼
慌てて振り向き彼女の方に視線をやると
既に体育館の方に向かって歩き出していて
彼女がどんな表情をしているのかは
確認することが出来なかった
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むーちょ(プロフ) - ななみさん» そのようなお言葉を頂けてとても嬉しく思います。後悔の無いよう自分の持てる限りの力を発揮し、来月には笑顔でここに戻って来れられるように頑張りたいと思います…!少しお時間を頂く形とはなってしまいますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです(^^) (2020年1月14日 1時) (レス) id: f803838bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - むーちょさん、素敵な作品を読ませていただいてありがとうございます。受験生なんですね。お勉強大変でしょうが、春には希望の場所で新しいスタートが迎えられますように。体調を整えて力が発揮できますように…祈っております。 (2020年1月14日 0時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むーちょ | 作成日時:2019年11月15日 22時