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そしてその日の夜、太輔さんからの電話で目が覚めた。

サイドテーブルに置いてあったスマホを手に取り、ベッドに入ったままスワイプした。

「…もしもし」

『…あ、ごめんね、寝てた?』


太輔さんの優しく心配そうな声が心地良い。


「今何時ですか…?」

『7時くらいだよ。今 仕事終わってさ。あれからどうかなと思って』


あ、そうだ…お店に来てくれてたんだった。

少しずつ覚醒し出した頭の中を整理していった。


「なんか…ごめんなさい」

『ん?どうして?』

「今日お店に来て頂いたんですよね?」

『うん、2階で寝てるって聞いてびっくりしたよ」






ああ、そうだ、寝顔を見られたんだった。

それを思い出して急に恥ずかしくなってしまった。

なのに太輔さんはそれを見透かしたように、寝顔 可愛かったよとか言うし。


「半目じゃなかったですか?」


昔からよく親に言われてた。

あんたは目が大きいせいか、よく目が開いてるって。

たまに朝起きたら濡れたタオルが目にかけられてた事もあったっけ。

目が乾きそうだからとか言ってさ。


『ちょっと…開いてたかな?』

「もー、ほんとやだ」


マジ最悪だよ…恥ずかしすぎる。


『いいじゃない、これからきっと何度も見る事になるんだし』


って言われてドキッとした。


『自信持ちすぎ?』

「いや…あの…」


私は何とも言えなくなってしまった。

北山さんの香りに包まれながら、太輔さんの声に耳を傾けて至福の時を感じる私は最低だから。


『じっくり考えていいから。じゃあ、おやすみ』


そう言って電話を切った。

私はベッドから出て、クローゼットの中から自分の部屋着を取り出してすぐに着替えた。

そして今日着ていた物と一緒に北山さんのスウェットも洗濯機に入れて、すぐに洗濯した。

罪悪感でいっぱいになりながら。

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すいかちゃん(プロフ) - おもしろいです!パスワード教えて頂きたいです!! (2020年11月14日 23時) (レス) id: b78825ba85 (このIDを非表示/違反報告)
minako(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです!よろしくお願いします! (2020年10月20日 6時) (レス) id: 148bfcfe34 (このIDを非表示/違反報告)
たまたまたまんごー(プロフ) - はじめまして、こんにちは!はまりましたー。メッセージがうまく送れなかったのでこちらからすいません。パスワード教えていただきたいです。よろしくお願いします (2020年8月3日 7時) (レス) id: 45de3b0630 (このIDを非表示/違反報告)
mai☆(プロフ) - amさん» ありがとうございます。メッセージ送りますね。 (2020年6月27日 21時) (レス) id: bb8f1aa1ff (このIDを非表示/違反報告)
am(プロフ) - パスワード教えていただきたいです!よろしくお願いします! (2020年6月27日 18時) (レス) id: c5bda67d9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mai☆ | 作成日時:2019年12月30日 16時

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