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でも、ふと太輔さんが私の頭をぽんぽんってするから、ちょっと安心したりもして。

無言の中、ようやく広い駐車場に到着し、私達は外に出た。

気温は低かったけど、風がほとんど吹いてなくて、想像してたよりも寒くはなかった。


「いつ見てもきれい…」

「そうだね」


そう言ってまた何も話さなくなった太輔さん。

私は昼間と違う太輔さんに不安になっていった。


「太輔さ…

「Aちゃん」

「は、はい」


最初は横並びになって夜景を見てたけど、太輔さんはこちらを向いて私の名を呼んだ。


「もうわざわざ言わなくてもわかると思うけど」


何を言われるのかと不安になりながらも、私も太輔さんの方を向いて、お互い向き合った。


「好きだよ、すごく」


そう言うと私を優しく抱きしめてくれた。






そして私の言葉も待たないまま、話を続けた。


「だから早く北山って人をAちゃんの心から追い出して」


私は驚いて思わず顔を上げた。

太輔さんが気付いていたなんて。


「さっきの運転中、どうすればAちゃんが俺に夢中になるのか、ずっと考えてた」


ま、答えは出なかったんだけどって笑う。

すると両手で私の頬を包み込んだ。

ずっとポケットに手を入れてたせいか、温かくて大きな手。


「早く俺の事だけ好きになって」


そう言って優しくキスされて。

なんだか私は泣きそうになった。

二人ともこんなに真剣に私の事を考えてくれてるのに、私だけフラフラして。

申し訳なさでいっぱいになる。

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mai☆(プロフ) - ぽにょさん» ありがとうございます!メッセージ送りますね。 (4月9日 10時) (レス) id: bb8f1aa1ff (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ(プロフ) - パスワード教えていただきたいです! よろしくお願いします! (4月9日 4時) (レス) id: 38ec6fd17f (このIDを非表示/違反報告)
mai☆(プロフ) - あおちゃんさん» ありがとうございます!メッセージ送りますね! (3月19日 12時) (レス) id: bb8f1aa1ff (このIDを非表示/違反報告)
あおちゃん(プロフ) - パスワード教えて頂きたいです!お話しとても良かったです!よろしかお願いします^ ^ (3月19日 2時) (レス) id: 4358851d17 (このIDを非表示/違反報告)
mai☆(プロフ) - ゆずさん» メッセージ送りますね! (3月17日 23時) (レス) id: bb8f1aa1ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mai☆ | 作成日時:2019年12月30日 16時

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