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夜道を走らせ山道を登ったところにあった広めの駐車場。
柵の向こうにはとても素敵な夜景が広がっていた。
「うわぁ…キレイ」
「ちょっと寒いけど外に出てみない?」
家とお店を往復するだけだったから、そんな厚着ではなかったけど、この景色をちゃんと見たくて車外に出た。
でもやっぱりむちゃくちゃ寒い!!
風も強めで飛ばされちゃいそう。
柵まで行くと目の前には光が散りばめられた夜景が拡がった。
「きれい…」
「…少しは元気になったかな」
「はい…ありがとうございます」
私の横に立って微笑む太輔さん。
顔もする事もほんとにイケメン。
キレイすぎる夜景に癒やされたけど…何より寒い。
少し体が冷えてきて震えそうになってたら、太輔さんが後ろからコート着たまま私を包むから、二人の体がかなり密着した状態。
「はー、あったかい」
って普通のトーンで喋らないでー!!
太輔さんに後ろから抱きしめられて、私の心臓が爆発しそうなんですけど!!
「太輔さんって本当に完璧なんですね」
と緊張の中 平静を装って話してみた。
何か言わないともうこの雰囲気に溶けてしまいそうだから。
「そんな事無いよ。結構ポンコツだよ、俺」
ポンコツなんて言葉、太輔さんに1番似合わない気がする。
私の方こそポンコツですよ。
フラフラして自分でも何がしたいんだろうって思うし。
しばらくお互い無言のあと、耳元で車に戻る?なんて言われて、頷くしか出来なかった。
「ほんとに戻るの?」
って意地悪く言う太輔さんに翻弄させられる。
「俺はもう少しこうしていたいけど」
「た、太輔さん!!!もう無理です!!」
「ははっ、何が?」
「心臓が壊れます!」
だってもうこんなに鼓動が早くなった事ないってくらいにドキドキしてる。
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mai☆(プロフ) - アイメイさん» コメントありがとうございます!私もそれちょっと考えたんですよ!最初にまずどちらかのラストを書いて、その後別バージョン書こうかなぁって。まだ決めかねている所ではありますが、皆様にドキドキしてもらえるように頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bb8f1aa1ff (このIDを非表示/違反報告)
アイメイ(プロフ) - mai☆さん初めまして。いつも作品楽しく読ませていただいてます!まだこのお話のラストを決めかねているようですが、個人的には藤ヶ谷くんとのハッピーエンドが見たいです。でもmai☆さんがもしお手間でなければ、両方のパターン書いてみるというのはいかがですか? (2019年12月30日 1時) (レス) id: 11631fa1b5 (このIDを非表示/違反報告)
mai☆(プロフ) - みちこさん» こんばんは!今回もコメントありがとうございます!なかなか書きたい話が思いつかなくて、随分とお休みしましたが、何か書きたくなって行きあたりばったりで始めてしまいましたw (2019年11月30日 16時) (レス) id: bb8f1aa1ff (このIDを非表示/違反報告)
mai☆(プロフ) - nanacoさん» ひえーー!nanacoさん!nanacoさんにそう言って頂けるなんて(T^T)めちゃくちゃ嬉しいです!プレラブとかニカの短編集も読んでます。特にニカのがすごく好きで!これからも更新楽しみにしてます! (2019年11月30日 16時) (レス) id: bb8f1aa1ff (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - こんばんは(^_^)お久しぶりです(^_^)新作なのですね(^.^)お待ちしておりました(^_^)どんな展開になるのか楽しみにしています! (2019年11月29日 23時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mai☆ | 作成日時:2019年11月29日 21時