1＿プロローグ�� ページ1
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『うぅ、寒っ』
久しぶりにクリーニングから帰ってきた、
学校の冬服にも着慣れてきた頃。
今は、肌を刺すような冷たい風にあたりながら
母のお墓参りに来ている
今日は、命日だ。
辰｢俺もAも、元気です。っと｣
『ねぇ、パパ。その香水やっぱくさいよ』
辰｢あぁ。ごめんごめん笑｣
パパは必ず大事な日に
匂いがきつく、どちらかと言うと【くさい】香水を付ける
しかも、香水について言及すると
｢ごめんごめん｣
しか言わないのだ。
『その香水、ママが亡くなってから付けてるよね』
辰｢そうだなぁ。あいつが死んでもう9年か…｣
ママは、私が小学一年生の時に
病気で亡くなってしまった
いちばんママが大好きな時期に…
そこからは、パパこと、深澤辰哉と二人暮し
辰｢じゃあ、そろそろ行くか｣
『え？どこに？』
辰｢あの、ママが好きだった公園しかないだろ｣
そう言って、パパはまた、くさい香水を付け直した
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まいちゃ(プロフ) - 杏奈さん» コメントありがとうございます！10話という短い作品で感動していただけるなんてこちらも感謝でいっぱいです！ぜひ、次回作やほかの作品にも目を通していただけると幸いです！ (2020年3月1日 18時) (
レス) id: d43c5ef678 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - 最初はとても軽い気持ちで開いたのですが、読み終わったあと号泣してしまいました。とてもいい作品をありがとうございました！笑 (2020年3月1日 17時) (レス) id: 225ee4c4e6 (このIDを非表示/違反報告)
まいちゃ(プロフ) - ナツミさん» コメントありがとうございます！いい作品だなんて！こちらこそご感想ありがとうございました！ぜひ、次回作やほかの作品にも目を通していただけると幸いです！ (2020年3月1日 16時) (レス) id: d43c5ef678 (このIDを非表示/違反報告)
ナツミ(プロフ) - とてもいい作品で、号泣しました。こんなに号泣した作品は初めてです。10話という短いお話なのに、1話1話が心に響きました。いい作品をありがとうございます。今後の作品も頑張ってください。 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 61949c6983 (このIDを非表示/違反報告)
まいちゃ(プロフ) - えりぃけとさん» コメントありがとうございます！完結しました！ぜひ、次回作も読んでみてください！ (2020年2月29日 18時) (レス) id: d43c5ef678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいちゃ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/mai___1253
作成日時：2020年2月25日 6時
