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(kwmr side.)
福「じゃあ河村、お願い。」
河「うん、行ってくる。」
執務室から出た後、すぐ近くで泣き声が。
河「…撮影部屋？」
見慣れた機材が置かれたその部屋のドアを開けると、やはりAは居た。
ソファで体育座りになり、肩を震わせている。
河「A、どうしたの」
『…たく、や、おにいちゃ』
Aの顔は涙でぐちゃぐちゃだった。
僕はAの隣に座り、優しく抱きとめた。
河「よしよし。ゆっくりでいいから。」
数分後、涙が落ち着いたAが、ぽつりぽつりと事情を話してくれた。
河「…ストーカー？」
『…2週間くらい前から、男の人になにかつけられてる気がしてたの。日に日に距離が近くなってて、そしたら今日、腕、掴まれてっ…』
なんて奴だ。
ストーカーなんて、相手に不安を煽ることしか出来ないのに。
『怖くて怖くて、今日はプリンでも食べて落ち着こうと思ってたの。皆に迷惑かけたくなかったから。
…でも結局、こうちゃんに当たっちゃった。私、本当に後悔してて…申し訳なくて…っ』
僕は衝動的にもう一度Aを抱き寄せる。
河「…つらかったね。話してくれて、ありがとう。」
『…私、こうちゃんに謝りたい。皆にも、ちゃんと話したい。』
河「戻ろう。皆のとこに」
その後、執務室でAが皆にワケを説明。
『__…っていうことだったの。こうちゃん、本当にごめんね。』
こ「いえいえ。こちらこそ気付けずにごめんなさい。Aさん、2週間も苦しんでたのに…。」
山「迷惑だなんて思わないよAちゃん。むしろ心配しちゃうから、これからはしっかり相談してね！」
『ふたりとも…ありがとう。』
河「ていうか、他の4人が」
『…ひっ』
伊沢、川上、福良、須貝さんの顔が怖すぎる。
殺気立ってる。
『み、みんな…？どうしたの？』
伊「どうしたもクソもねぇよ。そのストーカー男とやらにムカついてんだ。」
川「単純に、Aを泣かせんで欲しいんやけど。」
須「俺は、Aがつらい思いしてるの気付けなかった自分にもイラついてる。」
福「A、その男の特徴教えて？」
『待って福良さん怖いよ…。』
福「怖くないよ。これが普通でしょ」
須「とりあえず、そいつを徹底的に潰したい」
川「直接会うのがいちばん早いな」
『そんな、危険じゃ…』
福「ふ、A。俺らの頭脳、知ってるでしょ？」
あーあ。
まぁ、これがQuizKnockだものね。
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亜露夢 - コメント失礼します！続編読みたいです。ランなさんのお話大好きです！これからもご自身のペースで頑張って下さい！(生徒会副会長と吹奏楽部副部長…尊敬します。そちらも頑張って下さい！) (2020年7月5日 18時) (
レス) id: ec857bc14c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 少し前に紹介されてたけど、出てくるタイミングを失っていたランなのリア友です。私も続編を読みたいな。こんなふうに、たまにコメント欄に出てくるので皆さんよろしくお願いします！ (2020年7月2日 23時) (レス) id: dc74e3fb2c (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - とても好きなので、続きお願いしますm(__)m (2020年7月2日 21時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
ここあ。(プロフ) - 読みたい！です！主様のお話好きなので！ (2020年7月2日 20時) (レス) id: 2eecf27a1d (このIDを非表示/違反報告)
りゅかるぅ - コメント失礼します。このお話が大好きで、毎度楽しんで読ませてもらっています。続編はぜひ書いてもらいたいです！応援してます！ (2020年7月2日 6時) (レス) id: 980203a542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランな | 作者ホームページ：
作成日時：2020年5月16日 21時
