１４品目 下 ページ22
まず、林檎をいちょう切り。
皿に移し、砂糖をふりかけ、電子レンジで温める。
水分を別のコップに移し、そこに少量のシナモンと粉砂糖、レモン汁をかける。
それは置いておき…
パイシートをそれっぽい網目型に切り、
網目型に切っていない、ただの板のパイシートに林檎をのせる。
その上に網目模様のパイシートをのせる。
それをオーブンで焼く…
「わあっ、いい匂いですね！宵崎さん！」
「…うん、そうだね」
覗きにきた二人に、カップにとっておいた林檎の汁に紅茶のティーバッグを入れたものを出す。
「どうぞ！焼けるまでちょっと待っててくださいね！」
そう言ってたところで焼き上がる。
「はい、どうぞ！！アップルパイです！！」
「わあっ！！」
フォークと皿を出した途端にがっつき始める望月さんに少々引きながらも奏さんと会話する。
「良くまふゆ、ナイトコードでAの料理美味しいって…言ってるよ。」
「本当ですか？！」
「うん。瑞希もえななんも。」
「ん？」
瑞希ちゃん、えななん、まふゆ、奏…
これってニーゴのメンバー…？！
Ｋはきっと奏さんだし…えななんはよくよく考えればそのまんまじゃん！
なんで今まで気づかなかったんだろう？！
「あの！もしかして奏さんって…」
そこで望月さんの感激の言葉が飛んでくる。
「アップルパイ、美味しいです！！私とっても大好きなんです！アップルパイ！！」
「そうなんですか？それは良かったですっ！」
「…この紅茶も美味しいね。」
「ありがとうございます！」
なんて話してると望月さんが帰る時間になり、成り行きで私も帰ることになった。
「結局ニーゴの事は聞けずじまいかぁー」
そう思いながら帰宅、夜ご飯を食べ、いつもの夜食タイムだ。
夕方作ったアップルパイ一切れを手に持ち、ベランダから侵入。
「今回はアップルパイです！」
「…知ってる。奏から聞いた。」
「そうなんですか！ところでー」
「ごめん、最近忙しいから。奏を…待たせてるから。」
私の言葉と重なった時にはもう、部屋は光に包まれ、まふゆさんの姿は見えなくなっていた。
「忙しい…って…？奏さん…やっぱりニーゴのメンバー？！」
そんな事を思いながら部屋に帰り、眠りについたのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サクサクのパイにフォークを刺し、食べる。
パイと林檎。この二つが絶妙に絡み、美味しい。
「Aのはやっぱり美味しい」
そう思ったまふゆだった。
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無案のむあん - 無名さん» 読んで ですね笑 (11月17日 19時) (
レス) id: a9cf29132f (このIDを非表示/違反報告)
無案のむあん - 無名さん» 楽しく呼んでいただいてありがとうございます！ちなみにレシピはクックパッド等から取ってきてるのでぜひ参考に！カヌレとタルトですね！お待たせさせてしまうかもですが書かせていただきます！ありがとうございます！( ´∀｀) (11月17日 19時) (レス) id: a9cf29132f (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 私もおかしづくりが趣味なので楽しく読ませていただくとともに、お菓子作りのアイデアも頂いてます♪ リクエストなのですがカヌレとタルトは可能でしょうか…？ (11月16日 12時) (レス) id: ba3d5519eb (このIDを非表示/違反報告)
無案のむあん - わんだほーい！さん» 初コメいただきましたー( ´∀｀)コメントありがとうございます！シャーベット了解です！(￣^￣)ゞ少々時間がかかるかもですが気長にお待ちくださいませ〜 (8月27日 1時) (レス) @page42 id: a9cf29132f (このIDを非表示/違反報告)
わんだほーい！ - 初コメ失礼します！リクエストでシャーベット作って欲しいです。 (8月24日 16時) (レス) id: 387c9e438b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無案のむあん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/muan/
作成日時：2022年3月26日 1時
