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惨話 "自己紹介" ページ4

学校に着いた頃にはもう既に一限目は始まっていた。俺は急いで教室へと向かう。

教室の扉の前には案の定、担任の先生が立っていて。俺はのそのそと歩み寄る。

「鍵山。何故遅れたんだ。」

『ちょっと途中で……』

「言い訳は良い!転校初日から遅刻とはどういう事だ!」

そう大声で怒鳴られる。教室の中まで聞こえそうだから辞めて欲しい。

『すみません…途中で体調悪くなって…』

俺がそう言うと担任は「大丈夫か?!なら早く言えよ…」と言う。お前が言わせなかったんだろ。

「とりあえず入れ」

そう言われ、俺は担任の後ろに着いて教室へと足を踏み入れた。

ばっとこちらに集まる教室中の視線。俺は無表情で担任の隣へ立つ。

「自己紹介をしろ。」

『はい。鍵山 律樹です。これから宜しくお願いします。』

俺はぺこりとお辞儀をして、前を見据える。
誰かと目が合った気がしたが…気の所為だろう。

「じゃ〜…クラス代表、花木美弦。」

「はい。ようこそ、二年B組へ。俺は花木美弦。生徒会副会長をしている。このクラスはみんな良い人だから気を楽にして、これから一緒に頑張っていこう。宜しく。」

『ありがとうございます。』

「んじゃ〜あ、次は質問でもするか」

肆話 "懐かしさ"→←弐話 "登校時間"



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黒須 逢露魔(プロフ) - ゆる 、さん» 有難う御座います。感謝感激雨嵐で御座います() (2019年9月9日 21時) (レス) id: bb098c4649 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる 、 - はい好きです…これから見ますね ( (2019年9月9日 21時) (レス) id: 37603312f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:逢露魔 | 作成日時:2019年9月8日 11時

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