愛が34こ ページ5
まふまふside
う「_____まー、ってことで、帰るぞ。」
ま「…え」
そう言われると同時に腕を引かれて
玄関へと向かう。
ま「ち、ちょっと待って!帰るならAも一緒にっ」
う「彼奴に帰る意志がないのなら、無理に連れていくのはあんまりだろ。あの様子じゃそらるが何かやっただろうし、何より勝手に他人の家に上がり込んだんだから、こっちが不利だ。」
出直そう、とうらたさんは言った。
部屋を出る時の、そらるさんの勝ち誇った顔。
あのとき、うらたさんに止められていなければ
確実にやっていた。
ま「……うらたさん、」
う「うん?」
ああ、駄目だ。
込み上げてくるものを抑えられない。
弱いなあ、ほんとに、
ポタッ
ま「悔しいっですッおれ…何にも出来なくてッ」
う「うん」
ポタッ
ま「俺がッ弱いから、意気地無しだからッ」
う「うん」
ポタッ
ま「一瞬でもッ好きになんなきゃ良かったなんてッ」
う「そっか」
うらたさんは、相槌を打ってくるだけで
深くは追求しようとしなかった。
それが嬉しくて。
いっそ全部曝け出してしまいたくなって。
ま「弱くて、ごめんなさいッ…」
う「うん」
よしよし、と頭を撫でるうらたさん。
頭を撫でられるのは、いつ振りだろう。
う「とりあえず、今日あった事を教えてくれ」
ま「………ありがとうございます」
沈んだ気持ちの僕らは、
振り返ることなく帰路を辿る。
_______________
夢主sideが暫くないと思います。
まふまふ+α VS そらる
の狼煙が上がった。(決まった)
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りこ - 作者様にも事情があると思うので、気が向いたらまたかいてくださいね♪ (2020年10月14日 18時) (レス) id: 0909783799 (このIDを非表示/違反報告)
nerine(プロフ) - とても、楽しく読ませてもらいました。作者様にも色々事情があると思いますので気が向いたら、続き更新して頂けるととても嬉しいです。←何様。応援してます! (2020年3月15日 15時) (レス) id: b9ed9857b8 (このIDを非表示/違反報告)
たそ - らって書いてくださっているわけではありません。もちろんお金を貰っているのならそれは仕事、という区別になりますから書いてもらわなければならなくなります。しかしこれは仕事ではない。従って私達が最初から書くな、等のことを言うのは違うのではないでしょうか。 (2019年3月23日 15時) (レス) id: 4599e4e8f8 (このIDを非表示/違反報告)
たそ - 皆さん自分勝手過ぎませんか?確かにこの作品はとても素晴らしいもので続きが気になるのはとてもよく分かります。ですが作者様にもプライベートというものがあるわけです。作者様が今どのような状況であるのかわかっていない私達が口を出すのはおかしいですし、お金をも (2019年3月23日 15時) (レス) id: 4599e4e8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ2号車に乗車中(プロフ) - 終わりなんですか? (2018年4月1日 22時) (レス) id: 82a88302b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁふぅ@汚濁 | 作成日時:2016年3月20日 20時