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6.魔法少女に懸想。 ページ6
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俺はAAさんが好き。
もう3年ぐらいはこの片思いを続けてるし、
その思いを誰かに明かしたことは一度もない。
だって誰もAさんの本当の顔を知らなくて、
そのせいで、え？魔法少女好きなの？(笑)
…みたいにいじられるのも面倒で嫌だからね。
『紫耀はなんかある？』
『…え？何が？』
『もう！ちゃんと聞いてよ！』
『ごめん、ボーッとしてた…笑』
俺がそう言うと海人がもう一度何かを話し始めたけど、
正直言って何にも頭に入ってこない。
とにかく今はAさんのことで頭がいっぱいなの。
なんでかは分からないけど、
…夢？ってちょっと動揺してたの、
あれすっっっげぇ可愛かったなぁ……。
心臓がギュンってなったし、好きが増して余計に…。
『…また聞いてないでしょ！』
『ごめん、今日なんか頭回んないかも』
『えぇ？疲れてるんじゃない？』
『うん…』
ホントに、心の底からごめんな、海人。
本当は恋煩って浮かれてるだけで、
頭は全然、元気にフル回転してるんだわ。
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平野が好き。 - 次が早く読みたい！更新楽しみにしてます🫠 (8月19日 0時) (
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作者名：叶都くん。 | 作成日時：2023年1月29日 1時
