検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:14,882 hit

ごめんね ページ25

≪漣 A 視点≫


実弥に気付かれないように裸足で逃げた

必死に、全力で走った



「ごめんなさい」



出てくるのは謝罪の言葉と大粒の涙






空が明るくなってきてようやく足が痛いと気付いた

川を見つけて足を洗う



「いたっ」



裸足で走ったからか皮は捲れ爪も剥がれかかっている



しばらくは歩くのも痛そう


近くには田畑が広がっている
そこで藁でも貰って草履を作ろう


寝巻き姿で人に話しかけるのは勇気がいるけどしょうがない



「よし!頑張ろう」



頑張って話しかけよう




「あのすみません、」



近くの畑にいた人に声をかける
その人が振り返って



ああ、なんてバカなことをしたんだろうと心から後悔した








「ひどい顔だな、漣」







懐かしい聞き覚えのある声






「とみおかさ、ん…」





目の前がまた歪む


私はまた間違えた

冨岡義勇→←戻る



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
94人がお気に入り
設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りん | 作成日時:2019年11月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。