今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:20,935 hit
小｜中｜大
３ ページ3
今日の仕事はこれで終了
待たせとったマネには悪いけど
こん後ちょっと弟と飯食うことなったって嘘ついて帰ってもらう
他の出演者とスタッフさんに挨拶して
さっきのロケで見つけた昔ながらの喫茶店でみんなが帰るんを待つ
コーヒーと煙草の混じった特有の香りの中
ゆったりとした時間の流れとは反対に
何年ぶりや？
スタイリストは？
美容師って...一人やったけど自分の店なんか？
誰かと...旦那...とかと一緒にやってんのか？
ほんで大阪ちごて東京なんか？
そんな風に俺の心ん中は目まぐるしく動いてた
どれくらいたったやろ？
時計を確認するとそこそこの時間が過ぎてた
俺は支払いの時にロケのお礼も言うて店を出る
外に出て見上げたのは橙と紫の空
夏の近さを知る
シャツ一枚でも心地いい夕暮れの商店街の中
ロケでお世話になった店の人に会釈しながら歩いてあの店へ
中ではあいつが床の掃除をしとんが見える
やっぱ他の店員さんはおらへんみたい
その事にめっちゃ希望持ってる俺がおった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：UTA
| 作成日時：2019年5月8日 19時
