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もぉ一回Aちゃんの左手をとって
通話はスピーカーにする
『すばる!やっと出たわ!』
『ほんまに鳴らしても鳴らしても出えへんし何しとったんやいな』
あれ?呼び出し音したか?
ってくらいの勢いでおかんの声がした
「何しとったって愛の確認しとったんやんけ」
って俺が言うたらAちゃんがすげぇ勢いで立ち上がって
俺の頭を本気ではたいてきた
「痛っあ!」
真っ赤な顔であわあわしとるAちゃん
マジで痛い!
脳みそ揺れたって!
『何騒いどんの?』
『仲良うしとったんならそれはええわ』
『Aちゃんそこにおるんならちょうどええし代わって』
「ほら見てみい!」
「夫婦が仲良うして何が悪いねん!」
片手で頭押さえながらもぉ片方の手でAちゃんにスマホ突き出す
「ほんまアホなん?」
ってAちゃんは怒りながらスマホ受け取った
『Aちゃん?すばるがアホなんはもぉ治らへんから諦め』
って
スピーカーやさかいやり取り全部聞いてたおかんの
フォローになってへんフォローにAちゃんは大きな溜息ひとつついてから電話に出た
「もしもし...お電話代わりました」
今さらよそ行きの声出したって遅いっちゅうねん
それこそアホかっちゅうねん
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作者名:UTA | 作成日時:2019年4月13日 9時