今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:9,216 hit
小|中|大
7 ページ7
俺はそんなAちゃんの小さな手をもう一度捕まえてそっと広げる
Aちゃんの気持ちを全部言うて欲しいわけやない
俺はAちゃんの小さな手をもう一度捕まえてそっと広げる
言いたない事は言わんでええし
言うてもろたとこで
冷たいようやけど
Aちゃんの家族の事に俺が踏み込んで口を出すんは違うと思うし
俺の言葉なんてAちゃんにとって気休めにしかならんくて
ほんまにはなんの救いにもならへんのやとも思う
けど
Aちゃんがどうしようも無くなった時に
気持ち吐き出せるエチケット袋でありたいと思う
何も関係あらへんしょうもない話でもええねん
それでAちゃんの心にほんのちょっとでも余裕ができたらええなぁって思う
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
73人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:UTA | 作成日時:2021年2月27日 5時