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暫くその花を見つめとったら

ガチャリと玄関のドアが開く音がして



「お待たせ」



そう言いながらAが出てきた


Aはにっこり笑ってたけど

暗めの玄関灯でもわかるくらい

真っ赤な目をしていた



黙ったまんま立ち尽くす僕の手をとって



「行こ?」

「田舎の最終は早いよ」



って言いながら歩きはじめた


Aに引きずられるように

真っ暗な道を駅に向かって歩く


暫く二人して黙ったまんま歩いていたら暗闇に目が慣れてきて

ぼんやりと周りが見えてきた


住宅街を貫くバイパスのような真っ直ぐな一本道


田舎あるあるなんかな

両脇にある広めの歩道に面して

ずらりと並ぶどの家にも大きな駐車スペースがあって

玄関灯も歩道までは届いていない


見渡す限り僕とAしかおらへん世界


俺の手を引っ張って一歩先を歩いていたAが突然立ち止まって



「ごめんね」

「せっかく大変な時期にこんな田舎まで来てくれたのに」

「隆くんに嫌な思いさしちゃった」



そう言ってくるりと向きを変えて僕と向き合うと僕の両手をとった


僕は



「・・・嫌な思いなんてしてへん・・・よ」


「明日が分からへん仕事なんはその通りやし・・・」


「僕は何言われてもAん事守るつもりやけど」

「・・・Aが言われんでもええ事言われたり」

「お父さんらと揉めるんが申し訳あらへん」



僕がそう言うたら

Aは繋いでた両手を離してしもた

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作者名:UTA | 作成日時:2020年11月25日 22時

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