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その手のあたたかさを感じて大きくひとつ息を吐いて気持ちを落ち着ける



「これからも報道とかネットとかでもっとツラい思いさせてまうかもしれんけど」

「けど」

「俺のそばにおってな」



そう言うて

Aの事抱きしめとった腕をほどいて

ポケットに手を入れたら

Aも俺の背中に回ってた腕をほどいて

僕の手の行き先を

不細工にふくれたポケットを見つめていた


次の瞬間

Aは何も言わんと静かに俺胸から離れて行った


僕の顔を見ることもなく

顔を伏せたまんまバスルームに入って行ったA

Aがおらんよなった僕の腕の中は

まるで今の僕の心を表すかのように

どんどん温もりが消えて

代わりに

どんどん大きな穴があいて

その穴の暗闇に引きずり込まれそうになって

ポケットに入れた手の指先ひとつ動かせずに

ただただ

僕は立ちすくむしか出来ひんかった


どれほどそうしとったんやろ


長いようで短い

短いようで長い

息苦しくなるような時間が経った

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作者名:UTA | 作成日時:2020年11月25日 22時

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