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看護師さんは俺らが子供ん時使ってたせんせいの小さいんみたいなやつで

Aちゃんに点滴することやら

点滴のせいで眠くなる事やら書いて見せとって

Aちゃんもそれを見ては一つずつちゃんと頷いとった


部屋の入り口側で看護師さんが処置してくれとってやから

俺はベッドの奥の窓際に置かれたソファーでなくて

隅に畳まれとったパイプ椅子開げてベッドの直ぐ横に座った


看護師さんはベッドに横になったAちゃんの血圧やら体温測ったあと点滴し終わったら



「泣いたりしてだいぶ体力もつこてるし

眠たなる薬も入ってるから寝れそうやったらねさしたげてね」



俺に向かってそう言うて病室から出て行った


俺は立ち上がって「ありがとうございました」って頭を下げる

Aちゃんはそのまんま看護師さんの出て行ったドアをぼんやりと見とった

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作者名:UTA | 作成日時:2019年11月2日 17時

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