愛され最強デビルハンター 【チェンソーマン】

16 ページ17

あのあとあれから2回ほど謝って
　家を出てきた




　なんか嫌な予感するな〜…




　それに仕事続きに勉強もあって
　頭痛いし体重いし…




　そんな思いを抱きながら
　学校へと足を進めた




　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


(あ〜…暇だなー…)




　今は1番嫌いな数学の授業




　ね…眠い…
　もうこれ寝てもいいかな…




　と、重くてもう開かないであろう瞼を
　完全に閉じようとすると




　「ジリリリリッ！！」




　眠りかけていた脳が
　一気に覚める




　「運動場にて悪魔が出現
　すぐに避難してください」




　「え…？悪魔！？」




　周りもかなりパニックになっている





　(どうしよう…私行った方がいいよね…)





　(死者が出る前になるべく早く
　 片付けないと…)




　私は答えを出す前に席を立っていた




　

　「先生！す、すみません
　 ちょっと用事できたので行ってきます」





　と、教室のドアに手をかけると


　

　「ちょっと待って！悪魔が出たのに
　 勝手に行動されると困るよ！」




　まあごく普通の意見だ
　逆にここで外に行かせる教師はいないだろう





　(公安のことはバレたくなかったのに…)




　
　「えっと〜…あ！」



　
　私は急いで自分の席に戻り
　カバンからマキマさんにもらった手帳を
　取り出して先生に見せた





　「私、公安対魔特異4課の和泉です
　 向かってもいいですか…？」




　「えっ！？ど、どうぞ…」



　返事をもらうと
　教室の空気に耐えられなくなって
　教室を飛び出した






　

17→←15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す