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35話 ページ41

「「「オオオォォォォォォ!!!!」」」



鬼兵隊の部隊が駆け付けて来た



「晋助様ァァ!!攘夷浪士はやっぱこうッスよねェ!!また子は何時でも付いて行きますッス!!」



バンバンバン!!!



「グハァ!」



「正気ですか?!春雨相手にこの手勢で勝ち目はあると?そんな事より今出来る事は大江戸青少年健全育ガアァ」



万歳が斬った相手が武市に覆いかぶさる



「フン、正気など保っていては、世界を相手に喧嘩など売れんでごさる!」



どんどん春雨の団員を斬っていく



「己猿共がァ!!何をしている!潰せェェェ!!!」





また壁が爆破する





「何だ?!」




煙の中から一人の小さな影が飛んで来るや否や、団員が血を撒き散らし、次々と倒れて行く




「何だい、心配して必死こいて、船手漕ぎで来てみれば、いつも以上にピンピンしてるじゃねェか、なァ嬢ちゃん…ってありゃあ聞いてねぇなァ、すっとこどっこいィ」



「第七師団?!馬鹿な、奴等何故生きてェ?!!」



「提督ゥ!大変です!!第七師団の方率いる十二師団の連中足取り尽き始めています!!か、完全に形勢を覆され…あ、あれ?提督ゥゥゥゥ??!」




阿保提督は一足先に逃げようとしていて




「お、己神威ィ高杉ィ許さぬゥ!!」



「て、提督!何一人で逃げようとしてんだ!俺も連れてけこのアホ提督ゥ!!!」



「あぁ!!お前遂に言ったな?!今まで聞こえないフリしてたけど遂に言ったな!?貴様も処刑だァ!!」



早く船を出せェ!!何をしておるゥ!?」



「うるせェェ!!部下にしかやらした事ねぇから分かんねんだよ!!」



「お前手フックだろうが!キャプテン丸出しだろうがァ!!」



「お前も提督だろうがァ!!」



そうこうしている内に、モニターに神威が映った



「え?お、おいアレは何だァ?」



「げ!か、神威?!」




モニターには笑顔で手を振っている神威が映っていて、此方に向かって走って来ていた




「神威じゃ無いですよ、アホ提督。今日からはバカ提督です!」




そう言ってひと蹴りで船を破壊した神威







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







無事阿保提督らを片付け終わって、高杉の所へ行く神威





「デカい借りが出来ちゃったねぇ。仕方ない、アンタと殺り合うのはしばらく中止にしておくよ、それにアンタとの地獄巡りも楽しそうだし」




「フッ」




「さて、手始めに何処から行こうか。やっぱり侍の星?」

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作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時

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