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25話 ページ31

第四師団団長 “ 華陀 ” 彼女は高杉率いる鬼兵隊によって捕獲され、春雨の母船に投獄されていた







「ふふふ…丁か半か…」




「じゃあ、丁」




「ふふふ…半じゃ」




「ありゃりゃ、負けちった」





牢の前に座り楽しげな表情を浮かべる神威
その隣には、変わり果てた彼女を残念そうに見つめる阿伏兎






「派閥争いで居場所を失い、組織の金持ち逃げして、どこに姿消しちまったのかと思ってたら、まさかこんな姿でご帰還とは…」




「本当だね。まさか阿伏兎の好みがこんな女狐だなんて」




「はん、ガキには分かるまい。世の中何でも手の平サイズ、コンパクト時代になっちまったがね、女だけは手に持て余すぐらいが丁度いいんだ」




「DSくらい?」




「んや、メガドライブくらいだ」




「なるほど、通りで今まで探し回っても見つからない訳だ。なんせ、阿伏兎お気に入りのメガドライブだもんね。でもあっちにも場所がなかったみたいだね。博打が過ぎたね。彼女も、お前も」




「おい!変な勘繰りは止めろォ、どこかのバカ団長じゃねえんだ、仕事にそんな私情持ち込んでたまるか」




「はいはい」




「そもそもコイツは面も名も変えて地球に逃げてたんだぞ?んなモン分かる訳」




「はいはい」




「大体俺、SE〇A派じゃなく〇天堂派だし!ねぇ聞いてるゥ?!」




「まあいいさ。そんな事よりまたアイツらに手柄取られちゃったね。そろそろ本当にお礼しに行かなきゃいけないか、な…」




牢を後にし母船の通路を歩く2人。
すると、反対側から着物を着た男が歩いて来た








「侍に」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遂に「丁か半か」入りました!
やっぱり原作に沿って進めて行くと、どうしても台詞いっぱいいっぱいになりますね…どうでもいいんですけど笑
今回夢主様一切出さずごめんなさい!!!
やっぱり此処のシーンはこの二人が安定だと思いまして…次のその次は必ず出します!!←
あともう少しお待ち下さい!!!

26話→←××



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作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時

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