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ひとめぼれつうしん。 ページ13

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A「あの……あの、!!」



それだけ言って彼女は、俺の胸元に押し付けるように、折りたたんだメモ帳みたいなものを渡してきた。




宏太「え……待って待って、…俺に?」



A「………………です、」



じわ、と熱で潤んだような瞳を一瞬向けて、また伏せてしまう。




A「……たまに電車で一緒になってて、

それで、あの!


仲良く……なりたくて、」



宏太「………………」


え、


マジかよ!


.



A「迷惑だったら、あの、それ……捨ててもいいんで!」




そう言い捨てて、彼女は勢いよく踵を返し、後ろの方で固まっている友達の所へ戻っていってしまった。




俺ももっと、気の利いた言葉なんて掛けてあげられたらよかったんだけど


何せこんなの初めてで、手紙を手にしたまま固まってしまった。



.



俺より先に電車を降りる彼女は去り際にこちらを見て、


緊張したようにぺこりと頭を下げた。




宏太「…」


それに習って自分をぺこりと頭を下げて、


電車が動き出して、


彼女の姿が見えなくなってから、



気になって気になって仕方なかった手紙を弾かれるように開いた。


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作者名:まひろ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/  
作成日時:2016年10月15日 19時

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