“stxxx”ドSな6人と学園セイ活

♯27 テンション高すぎてついていけない ページ45

『あ、あのさ… もう下手くそなのはわかったから


わかったからなんか喋ってくれないですかね…』


私は降参したように叫ぶ


それでも6人は口を開けたまま固まってる


ｶﾁｯ マイクをオンにする
『お前らあああああぁぁぁ』


マイクに向かってこれでもかってほど叫んでやった


す)うわああああああああああ


いい気分だﾄﾞﾔ


る)ちょすいちゃんうるさいですぅぅ


『みんながなんにも言ってくれないから悪いんだろ!!!


で、もういいでしょ 下手なの!!わかったでしょ!!!』



私はマイクをジェルに向かって投げ捨てると


ドカッとソファーに座ってポテトを食べた


『わっ!!!』

莉犬が飛びついてくる((これ何回目？


戸惑っていると


私のお腹に顔をうずめていた莉犬が目をきらきらさせて言った


り)すいちゃん凄い!!!!!

すっごく歌上手くてびっくりしたよ!!!


私はその様子になんとなく可愛さを感じて


莉犬のふわふわした髪の毛を撫でる


『は、』


そのまま莉犬は寝ていってる



『こわ、、マイペースこわっ』


ってそんなことより


さっき莉犬は私が歌が上手いやらなんやら言った…


『ね、ねぇ… 私の歌 上手かったの??』


戸惑いを隠しきれていないが、とりあえず聞いてみた


全員無言で何度も頷いたかと思えば


いきなり質問攻めにされる


る)歌上手いじゃないですか!!!!なんで隠してたんですか!!!


な)ほんとにありえないくらいに上手かった!!!もしかしてあれで下手だと思ってたの?!!!


ジ)まじ惚れた 俺と付き合おう



『待てジェルそれは今の流れにあてはまってないぞ』



こ)歌い手みたいだねっ!!!!!



『は、歌い手ってなに』



こ)歌う人のこと


『うんころちゃんに聞いた私がばかだったんだね』


な)まぁ歌う人のことであってるけど…ね



『ま、まぁ歌い手の話は置いといて』


こ)え、置いとくの?!興味無いの?!


『私には関係ないし…』


ってだからそんな事じゃなくて


『この2人何とかしてよ!!!!

莉犬は寝ちゃったしさとちゃんも寄りかかられてるし!!!

私はジュースが飲みたいのぉぉぉ』

じたばたとしているとるぅちゃんがジュースを取ってくれる


る)はぁ…w すいちゃん ジュースですよ〜


『ちょ、今手使えないから早くこっち持ってきて！』


る)は〜いどうぞ


『あ、あのそこギリギリ届かないっすね』


る)知ってますよ？ﾆｺｯ

僕に可愛くお願い出来たら飲ませてあげます


続く

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